若かりしころは、飲めば飲むほどテンションがあがるのでまるでエナジードリンクのように浴びていた酒も、今では精神を落ち着かせるための薬でしかないように思われ、安堵感がしばらく続いたかと思えば、どんよりとした白昼夢での夢ともうつつともつかぬまどろみの世界にいざなわれ、過ぎ去りし日の断片がスライドショーのように飛び交うさまを眼球が重力にゆられるまま眺め、虚栄の理想郷に思いを馳せ、かりそめの多幸感に耽溺しているうちに、いつしか眠りに落ちている。
自分はいつのまに精神もこんなに堕落してしまったのでしょうかお母様。というのも先日、母の日だったのに一日中スタジオか何かに居てすっかり忘れており、翌日実家に電話は入れはしましたが、その時の気持ちと思考が連想してしまったのかあるいは人間というものは反省するさいには親の顔を思い浮かべてしまうものでしょうから（男ともなればやはり母親の顔を？）自堕落な生活の果てにこんな大人になってゴメンよオカンとそんな意識の流れがあり我が母上が登場した次第ですので特に意味はござひません。
ですから、我がグレイトマザーについての描写も不要でしょう。
また何かの機会に登場してもらおうと思います。

ところで、今ドデカミンを飲みながらこれを書いております。
放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置放置とあまりに罪悪感に苛まれ、無数の放置に押しつぶされそうになった結果、嗚呼ボクは放置民なのだ放置民なのだイヤこのブログの更新を待ってたアナタこそ放置民なのでしょうかエエイこうなったら一緒に放置民でいいじゃないかイエェェェェェェェェェェイとそんな経緯の後いささかモダンテイストに変換されホーチミンとなった次第であり、他意はない。これがタイの街の名前だったら良かったんだがホントに他意はなく、ベトナムのその名の街とはなんら関係ない。

ところで、かの有名なアウンサンスーチー女史は、
アウンサンが名前で、スーチーが苗字かと思っておりましたが、どうやら違うらしく
アウンサンスーチーというフル尺でデフォルト固定の名前らしい。
切ってはいけないのです。
単なる豆知識です。他意はない。
アウンサンスーチー女史は、タイだったらまだ関係性があったのになと思うも虚しく彼女はミャンマー人であるから、残念ながらやはり他意はない。

えーっと、長くなってしまいましたが
先日、ふと暇ができたときに、ここぞとばかり
『フランシス・ベーコン展』に行ってきたのです。
＠東京国立近代美術館
（行っといてよかった。明日で最終日ですが、明日まで結局ほかに空く日はなかったので）



初めての生ベーコン。
なんだか内面から打ち震えるものがありました。
これくらいぞくぞくきたのは、実に久しぶりのことです。

グロいんだけど、美しい。やたら美しい。

非常にオススメです。
絵に興味のある人で、まだ観てないなら行くべし！
（ってもう明日が最終ですが）

この開催に合わせて芸術新潮から発売されたベーコン特集の号がまた
濃密な解説で面白いです。
永久保存版にしようと思います。


ではまた近々。

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