2012年こそはまたいろいろあった。
美術展での入賞にはじまり、バンドのことではレコーディング、CDの発売、ツアー、
生活面では、引越しによる環境の変化と新たな出会いと別れ、
というかiPhoneやカバンの紛失…等
めまぐるしく過ぎ去ったけど、かなり凝縮されてたような気がする。
カルピスみたいに何倍かに薄めても、それなりの一年になりそうな。

と、まあそれはいいのだけれども
年々早くなってきてるのは気のせいか。

一説によると、年を重ねるごとにその「人生分の１年」っていう数字はどんどん小さくなるわけだから、自分の人生全体を無意識に意識している中で一年っていうのは年ごとに短くなるように感じる、らしい。
だから極端な話、
６歳の子の一年と、60歳の人の一年は、
その体感速度は10倍違うということになる。

ということらしいが、
自分はもう一つつけ加えられるのではないかと思う。
それは脳の鈍化、退化により、
判断力やあらゆる物事に対する反応が鈍り
思考する速度も遅くなるから、日々のイベントが素早く過ぎ去るのではないかっ！
と、少しイキんでみるのもたまには良かろう。

しかしこれに関しては、人類一般的ではなく
日々アルコールに耽溺する僕のような酔狂に限ったことなのかもしれない。
つまりは、アルコールの酩酊のなかにいる時間と
翌日の泥のような倦怠感とともに落ち入る白昼夢にいる時間と、、
しかも、記憶を良くなくすものだから
その時間は一体なんだったんだ、ということになり、むなしい限りである。
そんな日に限って木枯らし吹く曇り空だったりして、むなしさこの上ない。
よく虚空を見つめながら無為に過ごす。
これがいかんのだろう。

そんな状態なのに、携帯やカバンをなくしたってことに気づいた日にゃ
この世から去りたくなる。
なんで世界は終わってないのだろうかとやり場のない憤りも感じたものである。

で、そうそう、今年はiPhoneなくしました。
えらい困った。
数ヶ月前のことです。夏くらいに、このブログにも書いたね。
て、書いてる今の４日前にまた新たなiPhoneをなくしたのですが
「iPhoneを探す」アプリを今度は入れていたので、見つかった。
テクノロジーに礼拝。

かと思えば、２日前に今度はPCをなくした。
しかし、それはライブ後何軒目かに飲んだバーに翌日電話したら、あった。
九死に一生を得た気分である。
自分のアイデアやら作品がつまったPCを紛失などしたら、もうそれこそ死にたい。
なんで世界は終わってないのだろうかとまた思うに違いない。
「PCを探す」アプリなどあればいいかもしれない。

また話が戻るけど、時間が年々早まっているように感じるってことの一説として
『タイムウェーブ・ゼロ理論』というのがある。
時間というのは、この世の始まり（あるいは《我々の》宇宙の起源、――というのは宇宙それ自体無数にいくつもの次元に存在しているからだ、という何かの理論を僕は信じているからだが）から大きなスパイラルを描きながら中心点へ向かって収斂していっているというのだが、こんなにも毎年毎年早く感じてくると、至極もっともな気がしてくる。
渦の中心、終局に至った時に、人類はアセンションする、らしく
そして、その終局点がマヤ暦の終わりと同じ2012年12月だったというのだが、
今となってはなんじゃらほいウンコくらえといったふうである。

しかし、噂によると、
学者が、マヤ暦の5125年周期に「うるう年」を計算に入れていなかったため
実際には、5125÷4=1281日　も先だというのだ。
つまり約３年先である。

あほらし。

さて、
年の最後だというのに、また毎度のごとく長々と書いてしまいましたが
なら、短い記事でもっと投稿頻度増やせばいいじゃんとアナタはいうかもしれない。
もっともだ。
しかし何せ先述のように脳みその回転が遅くなってるもので
まとまった時間がとれないと書けないのですよ。

小説なんかも世に出させてもらっておりますけれども
そんな状態なので、次作はいつになることやらといった感じです。
とは言いながらも実は一つ完成しているのがあるので
来年何がしかの形で世に出せればと思っておりますのです。

また、ドデカイ絵も無性に書きたい衝動にかられており、
はてさて、音楽のこともあるし時間配分をどうしたものかと
苦悶懊悩中。

まあ、自分の心に正直にやっていけば
大きな失敗もなく、なるようになるでしょう。

では、良いお年を。

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