2012/09/10
21:49:20
さて、今朝書いた「カラスの時代1」の
終わりのほうで筆が走ってしまって出てきた
《ゴキジン》について1記事ついやすことにします。
終わりのほうで筆が走ってしまって出てきた
《ゴキジン》について1記事ついやすことにします。
ゴキジンとは、いうまでもなく
(いや、造語なので言わないとわからないかもしれないが)
ゴキブリ用に特化したイソジンであり、(しかし喉用ではない)
これを摂取したゴキブリは
動く速度がなんと10倍になるという優れもの!
(今なら一本買うごとに特別にもう一本おつけいたします!)
イヤ、ただ単に高速ゴキブリを造りだす超絶こわい薬なのである。
というのは冗談で、
単純に、ゴキブリと人類の掛け合い
ハーフの生物である。
これについては、長い永い経緯があった。
資本主義経済が飽和し、欲望に浸り過ぎた人類は、
自滅の道をたどった。
核戦争こそ起こらなかったが、原発は維持し続けた。
それどころか、新たに毎年のように建設されていった。
そのあげく、数年か数十年に一度は
世界のどこかで事故を起こし、放射能をまき散らした。
二酸化炭素の削減を世界中で謳いながら、
一方で人口は爆発的に増加を続けるので
その食糧を補うための牧場や畑の拡充により、
森林はますます伐採され、二酸化炭素濃度は増し、
皮肉なことに温暖化は、増長されるばかりだった。
次々と自然界の調和を乱しつづけた人類によって
地球の生態系は、文字通り危機に瀕してしまった。
人間のようなちっぽけな存在からしてみれば、
地球は無限の広さ、資源も底知らずに思えるものだが
マクロな視野で俯瞰すれば、一つの閉ざされた生態系である。
水槽の水を魚みずから汚すようなものだ。
結局のところ自分たちに還ってくる。
水槽の水は飼い主が換えてくれればいいが
地球は外からゴソッと入れ換えるわけにはいかない。
放射能汚染がいたるところで深刻となったり
オゾン層破壊からくる紫外線の増加などにより、
DNAに甚大なる影響を及ぼし始めた。
奇怪な突然変異体を大量に生むこととなった。
それは人類だけに限らず、
地球上のあらゆる生物に危害が及んだ。
しかしゴキブリだけは、超然と種を保ちつづけた。
太古からいつの時代も
彼らは変わらず闇世界にはびこってきた。
恐竜が滅んだときだってそうだ。
ゴキブリは数億年もの間、おなじ容姿を保ってきていると言われているが
ほとんどの恐竜が息絶えた大量絶滅の時期でさえ
したたかに生き延び、地下世界を誰にも譲り渡さなかった。
そうだ、これはカラスの時代について書いていたなかでの
脱線したエピソードを長々と書いてしまっているんだけども
カラスの次には、ようやくゴキブリの時代になりそうな気もしている。
恐竜時代に、残飯を漁っていたネズミのような存在の哺乳類が
われわれ人類の祖先とされていることを考えれば、
その人類の残飯を漁っていたカラスが、
人類滅亡後に我が物顔とし、その後はやはり、
カラス時代のゴミを漁ることになるだろうゴキブリが
いや、ゴキジンが進化して、世界を征するのかもしれない。
ゴキブリが、数億年おなじ容貌で種を継続しておきながら
世界の頂点に建てなかったのは、
やはり知力の問題があっただろう。
しかし、今やゴキジンとなったハイブリットな生物は
その問題をクリアーしたわけであるから
もはや無敵である。
そうだ、ゴキジン誕生のいきさつを書いていなかった。
話を戻そう。
人類は何百万年とかけて、突然変異を繰り返すうちに
段々と身体のサイズは縮小に向かい、
ついには昆虫サイズになってしまったのだ。
その頃にはすでに地上世界はヒューマノイド化したカラス達が
我が物顔で席巻しており、ミュータントしか存在しなくなった人類は
地下世界に居着くしかなかった。
となると、そのサイズで、その居住空間で
天敵となるのは畢竟ゴキブリである。
しかし退化したように見える人類でも、
やはり人間は、
人間様は、強かった。
ここでも大量の虐殺を行った。
新天地で原住民に危害を加えてしまうのは、
どうやら人類のサガらしい。
反省の色がまるでない。
なおらないと見た。
まあここではそれが役立ったのだが。
しかし、相手は恐竜時代から数億年姿を変えず
種を持続して来た地球最強の生物
《ゴキブリ》である。
そんな人類でさえも、
完全に支配することはできなかった。
ミニミニ人類とゴキブリの争いは数百年続いた。
悠久なる人類史を見渡してみても、
最も苦難の時代といえた。
なにせ、相手は自分と同じサイズの
ゴキブリなのである。
気持ち悪いったらありゃしない。
そいつらに襲われて食われて死ぬなど、悪夢でしかない。
気色悪すぎて、命を落とす前に気絶しそうだ。
かと思えば、上からカラス人どもの襲撃もある。
ハエタタキで叩かれるように、彼ら自慢の羽の腕で
ミニ人間とゴキブリを退治しようと
日々、目を光らせているのだ。
たまったもんじゃない。
ともかく、そんな争いが数百年つづいたあと、
双方がとった行動は、和睦であった。
その上、異種交配して平和な地下世界を
共に作っていこうということになった。
結果、人間とゴキブリのハーフ、
つまりハイブリッド生物《ゴキジン》が生まれた。
ところでしかし、どう交配したかというと
やはり、交尾。
人類的に言えば、セックスである。
現代でよくやっているような、精子と卵子を抽出して
顕微鏡をつかって人工授精させるというような技術は、
残念ながら、退化した人類には持ち合わせていなかったのだ。
ゴキブリに関しては言わずもがな。
セックスするしかなかった。
どんな人材が選ばれたかというと、
科学者でもなく、超エリートの政治家でもなく、
それは、罪人であった。
なぜか?
むろん、気持ち悪いから、だ。
はじめ、罪人たちに科する拷問に打ってつけだとして
ゴキブリとセックスさせたのだった。
外的痛みはないかもしれないが、
精神的にはどんな拷問よりもこたえたに違いない。
ところで、卵を生む昆虫と、母胎で育んでから出産する人類とは
交配できないのではないかと疑問視されるとは思うが、
このころの多様な突然変異体の中には、
卵を産むようになった女性人類も多数現れていて
それに合う精子を提供できる男性人類もたくさんいたのだ。
囚人のうちにも、そのタイプの人類が何割かいたわけで
そのなかから選ばれたのだった。
さて、そうやって誕生した《ゴキジン》
初めは運良くオスとメスのツガイが
「トウデンの園」という所で生まれ、
ゴキアダム、ブリイブ、とそれぞれ名付けられた。
以後、彼ら同士が交尾することによって子孫が繁栄した。
その頃のことは、『ゴキジン創世記』に事細かに記録されているので
皆さんも機会があればamazonで注文するか
街の図書館に行ってお読みになるがよろしい。
ゴキジンはある種最強生物といえた。
ゴキブリの最強の生命力と敏捷性に
人類の高度な知力をはじめとする
様々な能力が加わったのだ。
まず、視覚はゴキブリはその他の昆虫類と同じく
暗視カメラのような視界、
つまりほぼ白黒でしか判断できなかったのが
極彩色美を感受できる人類の視覚を手に入れた。
なめらかな声帯も手に入れ、歌う楽しみというのを知った。
そして何よりも、数ヶ月から数年の寿命のところ
何十年も生きられるようになった。
(現代でそうなられると、実に恐ろしいことだ)
一方、人類にとっては、
遠くのエサを嗅ぎ分ける強烈な嗅覚と
様々なものを感知する触覚などの感覚的な部分と
余分に追加された2本足や
尋常ならざる敏捷性の恩恵を受けた。
さらに、羽をゲットできたのも大きかった。
その敏捷性と羽のおかげで
あらゆる交通機関(電車、バス、タクシー等)が大打撃をうけ、
倒産してしまった会社も多々あったが
それも時代の流れによる自然淘汰だ、しかたない。
そして、どんな腐敗物を食べても
決して下痢になることはなくなった。
ゴキブリの胃腸のバクテリアによる
分解・滅菌能力はハンパないのだ。
ここに何億年生きながらえてきた所以がある。
そのおかげで、何万年、何百万年も
人類を悩ましつづけていた大半の病から
開放されたのだった。
これを最強と言わずなんとする?
やがて、そこからまた数百万年後。
カラス人たちは、そのうぬぼれから
自滅の道を辿るのだった。
その後、ようやくゴキジンが
表舞台に立つことになる。
もはや天敵のいなくなったゴキジンは
数万年かけて、体格が大きく進化していった。
頭部も大きくなるわけで
脳も著しく発達していった。
科学も大いに発展した。
スポーツも大いに広まったが、
そのスピード感たるや、ハンパない。
オリンピック100m走なんて、
ウサイン・ボルトが50m行かないうちに
彼らはゴールしてしまうだろう。
最強だ。
宗教的には、二神論が主流である。
ゴキブリと人間を崇めて祀られていて
ゴキブッ教というのが最大の宗派だ。
教祖の名は、ゴキブッダ。
カリスマ的存在だった。
この時代、ゴキブリは神聖視されたため
原始ゴキブリの形をとどめた昆虫を殺生することは
重罪となった。
神への冒涜なのだ。
時には、死をもって償うこともあった。
ところで宗教の対立がないかといえば、
やはり彼らにもある。
ゴキブリだけとか人間だけを崇拝する宗派も
存在しているのは確かで、代表的なものは
前者ではゴキブリスト教、後者ではイスラニンゲム教などがあった。
どの時代も内紛はつきもののようだ。
まあ言ってみれば、
ゴキブリスト原理主義VSイスラニンゲム原理主義である。
いろいろと考えるに、
身体能力的には魅力的と思えるところもあるが
どうもやはり、そんな世界に
僕は生まれ変わりたくは、ない。
そろそろそんなところで、
長々と妄想世界へのお付き合い
誠に感謝いたしますm(_ _)m
ではまた。
エッセイ集 各99円で絶賛発売中
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『奇人たちの黄昏れ ~都会の隅の見聞録~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OY64JI0
『不器用な真実 ~なんでこうなるかな日記~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P7JZ1XK
『生乾きの日々 ~迷走と平熱の狭間で~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PLBC7OU
(いや、造語なので言わないとわからないかもしれないが)
ゴキブリ用に特化したイソジンであり、(しかし喉用ではない)
これを摂取したゴキブリは
動く速度がなんと10倍になるという優れもの!
(今なら一本買うごとに特別にもう一本おつけいたします!)
イヤ、ただ単に高速ゴキブリを造りだす超絶こわい薬なのである。
というのは冗談で、
単純に、ゴキブリと人類の掛け合い
ハーフの生物である。
これについては、長い永い経緯があった。
資本主義経済が飽和し、欲望に浸り過ぎた人類は、
自滅の道をたどった。
核戦争こそ起こらなかったが、原発は維持し続けた。
それどころか、新たに毎年のように建設されていった。
そのあげく、数年か数十年に一度は
世界のどこかで事故を起こし、放射能をまき散らした。
二酸化炭素の削減を世界中で謳いながら、
一方で人口は爆発的に増加を続けるので
その食糧を補うための牧場や畑の拡充により、
森林はますます伐採され、二酸化炭素濃度は増し、
皮肉なことに温暖化は、増長されるばかりだった。
次々と自然界の調和を乱しつづけた人類によって
地球の生態系は、文字通り危機に瀕してしまった。
人間のようなちっぽけな存在からしてみれば、
地球は無限の広さ、資源も底知らずに思えるものだが
マクロな視野で俯瞰すれば、一つの閉ざされた生態系である。
水槽の水を魚みずから汚すようなものだ。
結局のところ自分たちに還ってくる。
水槽の水は飼い主が換えてくれればいいが
地球は外からゴソッと入れ換えるわけにはいかない。
放射能汚染がいたるところで深刻となったり
オゾン層破壊からくる紫外線の増加などにより、
DNAに甚大なる影響を及ぼし始めた。
奇怪な突然変異体を大量に生むこととなった。
それは人類だけに限らず、
地球上のあらゆる生物に危害が及んだ。
しかしゴキブリだけは、超然と種を保ちつづけた。
太古からいつの時代も
彼らは変わらず闇世界にはびこってきた。
恐竜が滅んだときだってそうだ。
ゴキブリは数億年もの間、おなじ容姿を保ってきていると言われているが
ほとんどの恐竜が息絶えた大量絶滅の時期でさえ
したたかに生き延び、地下世界を誰にも譲り渡さなかった。
そうだ、これはカラスの時代について書いていたなかでの
脱線したエピソードを長々と書いてしまっているんだけども
カラスの次には、ようやくゴキブリの時代になりそうな気もしている。
恐竜時代に、残飯を漁っていたネズミのような存在の哺乳類が
われわれ人類の祖先とされていることを考えれば、
その人類の残飯を漁っていたカラスが、
人類滅亡後に我が物顔とし、その後はやはり、
カラス時代のゴミを漁ることになるだろうゴキブリが
いや、ゴキジンが進化して、世界を征するのかもしれない。
ゴキブリが、数億年おなじ容貌で種を継続しておきながら
世界の頂点に建てなかったのは、
やはり知力の問題があっただろう。
しかし、今やゴキジンとなったハイブリットな生物は
その問題をクリアーしたわけであるから
もはや無敵である。
そうだ、ゴキジン誕生のいきさつを書いていなかった。
話を戻そう。
人類は何百万年とかけて、突然変異を繰り返すうちに
段々と身体のサイズは縮小に向かい、
ついには昆虫サイズになってしまったのだ。
その頃にはすでに地上世界はヒューマノイド化したカラス達が
我が物顔で席巻しており、ミュータントしか存在しなくなった人類は
地下世界に居着くしかなかった。
となると、そのサイズで、その居住空間で
天敵となるのは畢竟ゴキブリである。
しかし退化したように見える人類でも、
やはり人間は、
人間様は、強かった。
ここでも大量の虐殺を行った。
新天地で原住民に危害を加えてしまうのは、
どうやら人類のサガらしい。
反省の色がまるでない。
なおらないと見た。
まあここではそれが役立ったのだが。
しかし、相手は恐竜時代から数億年姿を変えず
種を持続して来た地球最強の生物
《ゴキブリ》である。
そんな人類でさえも、
完全に支配することはできなかった。
ミニミニ人類とゴキブリの争いは数百年続いた。
悠久なる人類史を見渡してみても、
最も苦難の時代といえた。
なにせ、相手は自分と同じサイズの
ゴキブリなのである。
気持ち悪いったらありゃしない。
そいつらに襲われて食われて死ぬなど、悪夢でしかない。
気色悪すぎて、命を落とす前に気絶しそうだ。
かと思えば、上からカラス人どもの襲撃もある。
ハエタタキで叩かれるように、彼ら自慢の羽の腕で
ミニ人間とゴキブリを退治しようと
日々、目を光らせているのだ。
たまったもんじゃない。
ともかく、そんな争いが数百年つづいたあと、
双方がとった行動は、和睦であった。
その上、異種交配して平和な地下世界を
共に作っていこうということになった。
結果、人間とゴキブリのハーフ、
つまりハイブリッド生物《ゴキジン》が生まれた。
ところでしかし、どう交配したかというと
やはり、交尾。
人類的に言えば、セックスである。
現代でよくやっているような、精子と卵子を抽出して
顕微鏡をつかって人工授精させるというような技術は、
残念ながら、退化した人類には持ち合わせていなかったのだ。
ゴキブリに関しては言わずもがな。
セックスするしかなかった。
どんな人材が選ばれたかというと、
科学者でもなく、超エリートの政治家でもなく、
それは、罪人であった。
なぜか?
むろん、気持ち悪いから、だ。
はじめ、罪人たちに科する拷問に打ってつけだとして
ゴキブリとセックスさせたのだった。
外的痛みはないかもしれないが、
精神的にはどんな拷問よりもこたえたに違いない。
ところで、卵を生む昆虫と、母胎で育んでから出産する人類とは
交配できないのではないかと疑問視されるとは思うが、
このころの多様な突然変異体の中には、
卵を産むようになった女性人類も多数現れていて
それに合う精子を提供できる男性人類もたくさんいたのだ。
囚人のうちにも、そのタイプの人類が何割かいたわけで
そのなかから選ばれたのだった。
さて、そうやって誕生した《ゴキジン》
初めは運良くオスとメスのツガイが
「トウデンの園」という所で生まれ、
ゴキアダム、ブリイブ、とそれぞれ名付けられた。
以後、彼ら同士が交尾することによって子孫が繁栄した。
その頃のことは、『ゴキジン創世記』に事細かに記録されているので
皆さんも機会があればamazonで注文するか
街の図書館に行ってお読みになるがよろしい。
ゴキジンはある種最強生物といえた。
ゴキブリの最強の生命力と敏捷性に
人類の高度な知力をはじめとする
様々な能力が加わったのだ。
まず、視覚はゴキブリはその他の昆虫類と同じく
暗視カメラのような視界、
つまりほぼ白黒でしか判断できなかったのが
極彩色美を感受できる人類の視覚を手に入れた。
なめらかな声帯も手に入れ、歌う楽しみというのを知った。
そして何よりも、数ヶ月から数年の寿命のところ
何十年も生きられるようになった。
(現代でそうなられると、実に恐ろしいことだ)
一方、人類にとっては、
遠くのエサを嗅ぎ分ける強烈な嗅覚と
様々なものを感知する触覚などの感覚的な部分と
余分に追加された2本足や
尋常ならざる敏捷性の恩恵を受けた。
さらに、羽をゲットできたのも大きかった。
その敏捷性と羽のおかげで
あらゆる交通機関(電車、バス、タクシー等)が大打撃をうけ、
倒産してしまった会社も多々あったが
それも時代の流れによる自然淘汰だ、しかたない。
そして、どんな腐敗物を食べても
決して下痢になることはなくなった。
ゴキブリの胃腸のバクテリアによる
分解・滅菌能力はハンパないのだ。
ここに何億年生きながらえてきた所以がある。
そのおかげで、何万年、何百万年も
人類を悩ましつづけていた大半の病から
開放されたのだった。
これを最強と言わずなんとする?
やがて、そこからまた数百万年後。
カラス人たちは、そのうぬぼれから
自滅の道を辿るのだった。
その後、ようやくゴキジンが
表舞台に立つことになる。
もはや天敵のいなくなったゴキジンは
数万年かけて、体格が大きく進化していった。
頭部も大きくなるわけで
脳も著しく発達していった。
科学も大いに発展した。
スポーツも大いに広まったが、
そのスピード感たるや、ハンパない。
オリンピック100m走なんて、
ウサイン・ボルトが50m行かないうちに
彼らはゴールしてしまうだろう。
最強だ。
宗教的には、二神論が主流である。
ゴキブリと人間を崇めて祀られていて
ゴキブッ教というのが最大の宗派だ。
教祖の名は、ゴキブッダ。
カリスマ的存在だった。
この時代、ゴキブリは神聖視されたため
原始ゴキブリの形をとどめた昆虫を殺生することは
重罪となった。
神への冒涜なのだ。
時には、死をもって償うこともあった。
ところで宗教の対立がないかといえば、
やはり彼らにもある。
ゴキブリだけとか人間だけを崇拝する宗派も
存在しているのは確かで、代表的なものは
前者ではゴキブリスト教、後者ではイスラニンゲム教などがあった。
どの時代も内紛はつきもののようだ。
まあ言ってみれば、
ゴキブリスト原理主義VSイスラニンゲム原理主義である。
いろいろと考えるに、
身体能力的には魅力的と思えるところもあるが
どうもやはり、そんな世界に
僕は生まれ変わりたくは、ない。
そろそろそんなところで、
長々と妄想世界へのお付き合い
誠に感謝いたしますm(_ _)m
ではまた。
エッセイ集 各99円で絶賛発売中
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
『奇人たちの黄昏れ ~都会の隅の見聞録~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00OY64JI0
『不器用な真実 ~なんでこうなるかな日記~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P7JZ1XK
『生乾きの日々 ~迷走と平熱の狭間で~』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PLBC7OU
- 関連記事
-
- 師走 あるいは、世界の終わり (2012/12/09)
- カラスの時代 #2 というか《ゴキジン》について (2012/09/10)
- カラスの時代 #1 (2012/09/10)
スポンサーサイト
コメント
少々お酒を過ぎた脳で想像しちゃいました・・・
いや無理です。ぜぇ~ったいに交尾できない(-o-;
今のところの人生で(たぶんww)罪人じゃないですけど
うん。それなら一生このまま
しないでもいいやと真剣に考えてしまいました。
生まれ変わるなら・・・
植物にでもなりたいな
一瞬でもいいからキレイな花を咲かせられる
彼岸花にでもず~っと生まれ変わりたいですね。
いや無理です。ぜぇ~ったいに交尾できない(-o-;
今のところの人生で(たぶんww)罪人じゃないですけど
うん。それなら一生このまま
しないでもいいやと真剣に考えてしまいました。
生まれ変わるなら・・・
植物にでもなりたいな
一瞬でもいいからキレイな花を咲かせられる
彼岸花にでもず~っと生まれ変わりたいですね。
Re: 好きなジャンルです。
> 私が手に取る本は…SF、ホラー、物理、医学の類…我ながら可愛げないし。
医学まで?w
幅広くてなかなか個性的で良いとおもいます。
>
> そのうち、世にはびこる『小さいおじさん』について聞いてみたいですw
コロボックルのことかな??
医学まで?w
幅広くてなかなか個性的で良いとおもいます。
>
> そのうち、世にはびこる『小さいおじさん』について聞いてみたいですw
コロボックルのことかな??
寺澤晋吾│URL│2012/09/14(Fri)09:21:45│
編集
Re: タイトルなし
> 少々お酒を過ぎた脳で想像しちゃいました・・・
> いや無理です。ぜぇ~ったいに交尾できない(-o-;
だいたいの人は、する前に、おそらくショック死します。
だから死刑と同等の極刑とみなされるので
よほどの重罪を犯さないかぎり
ゴキブリとすることはないのでご安心を。
> 生まれ変わるなら・・・
> 植物にでもなりたいな
> 一瞬でもいいからキレイな花を咲かせられる
> 彼岸花にでもず~っと生まれ変わりたいですね。
花もいいなー。
自分からきらびやかな色彩を放てるようになるなんてどんな気分だろう。
ただ、ちょっと視点をかえると、
植物や花には虫がウジャウジャ寄ってきますが
大丈夫でしょうか?w
ゴキブリはいないだろうけど。
> いや無理です。ぜぇ~ったいに交尾できない(-o-;
だいたいの人は、する前に、おそらくショック死します。
だから死刑と同等の極刑とみなされるので
よほどの重罪を犯さないかぎり
ゴキブリとすることはないのでご安心を。
> 生まれ変わるなら・・・
> 植物にでもなりたいな
> 一瞬でもいいからキレイな花を咲かせられる
> 彼岸花にでもず~っと生まれ変わりたいですね。
花もいいなー。
自分からきらびやかな色彩を放てるようになるなんてどんな気分だろう。
ただ、ちょっと視点をかえると、
植物や花には虫がウジャウジャ寄ってきますが
大丈夫でしょうか?w
ゴキブリはいないだろうけど。
寺澤晋吾│URL│2012/09/14(Fri)09:35:03│
編集
(@◇@;) ウ・・・
ドアップでの虫の複眼が無理かも
でも虫が居てくれないと
子孫を残せないですからね(ーΩー )ウゥーン
ドアップでの虫の複眼が無理かも
でも虫が居てくれないと
子孫を残せないですからね(ーΩー )ウゥーン
小さいおじさん
聞いたことない?
3~5cm位のおじさん。
スーツ姿、ジャージ姿、袴姿…など
色々いるとかw
よく芸能人の心霊体験とかで語られてます。
私はまだ見たことない。
3~5cm位のおじさん。
スーツ姿、ジャージ姿、袴姿…など
色々いるとかw
よく芸能人の心霊体験とかで語られてます。
私はまだ見たことない。
Coo│URL│2012/09/15(Sat)02:19:56│
編集
Re: 小さいおじさん
> 聞いたことない?
> 3~5cm位のおじさん。
それがいわゆるコロボックルだと言われている人達かと思いますw
妖精の一種とか。
> よく芸能人の心霊体験とかで語られてます。
> 私はまだ見たことない。
僕は、一度見たことあります。
まあ泥酔してたんで信憑性は薄いけどw
> 3~5cm位のおじさん。
それがいわゆるコロボックルだと言われている人達かと思いますw
妖精の一種とか。
> よく芸能人の心霊体験とかで語られてます。
> 私はまだ見たことない。
僕は、一度見たことあります。
まあ泥酔してたんで信憑性は薄いけどw
寺澤晋吾│URL│2012/09/15(Sat)14:49:00│
編集
コメントの投稿
トラックバック
学生時代、回りの女の子達がオコチャマ向け恋愛小説を読む中…
私が手に取る本は…SF、ホラー、物理、医学の類…我ながら可愛げないし。
そのうち、世にはびこる『小さいおじさん』について聞いてみたいですw