2012/08/05
15:42:09
母から電話があった。
説教であった。
説教であった。
アンタええ年して何しやるんな、と言う。
そんな年になってまた…、もうお母さん夜も寝られへんわ…云々。
もっともだ。
反論しなかった。
バンドのほうのブログを読んだらしい。
(母は、その年代の割には、我がバンドのブログをけっこう頻繁にチェックしているのだ。しかしこのブログの存在は教えていない。教えない。未来永劫教えないだろう)
そこには、先日僕が飲みまくって記憶なくしてカバンなくして帽子なくしてiPhoneなくしてチャリもどこかに置き忘れたことを書いていたのだけど、それを見てたまらず電話してきたようだ。
(しかも新たなiPhone開通して間もなく。なんとタイミングのいい…)
普通の親なら当然の反応だろう。
心配しない親はいない。
しかも、これまで自分は4回ほど救急車に運ばれている。
その都度たいそう心配をかけたし反省もした。
自己嫌悪に陥り、もう酒もやめようと何度も思った。
しかししばらくするとまたどうしたことか、
へべれけに呑んだくれる自分がいて、そしてまた何かしらやらかす。
その繰り返し。
が、最後に運ばれた時がよほどこたえたのか、
ここ10年くらい救急車とはご無沙汰である。
もうかかわりたくないものだ。
心を入れ換えよう、と思って生きていた。
…つもりがやはり長続きはせず今でも相変わらず記憶はなくすしここ数年の間でもカバンやら家のカギやら財布やら携帯やらをなくし、見知らぬところで目覚めたりもした。
毎回々々、いいネタだと思って笑って周りに話してはいるが、
もしそのまま大事故でも起こして死んでしまってたらどうなってただろうと思うこともある。
記憶のない酩酊状態で、車にひかれたりしたら?
もしくは川に落ちて溺れたりしたら?
何も感じないままあの世に旅だってしまうのだろうか。
ふと気づくと肉体がないことを知り
どうせ夢だろうといったんは落ち着くものの
もう永久に目覚めないことを知ると、
あわてふためいて成仏のできない地縛霊となるのだろうか。
酔いながら死ぬなんてまさしく酔生夢死の境地で
あるいはそれは酒飲みとしては本望なのかもしれないが
大事な人達を悲しませることになるなら最低のことだ。
ようやく最近は、ミュージシャンのはしくれに成り得たけれど
まだまだ親を喜ばせられるような存在にはほど遠く
ケツの青い存在でしかない。
これから一段と精進して、はるかな高みを目指さないといけないのに
少し気をゆるめると目先の快楽に溺れてしまう自分がいる。
もちろん、ある程度の息抜きは必要だけれども
自分の場合は抜きすぎてしまうようで
ざるのように呑んでしまうものだから
酔いの終わりが果てしない。
記憶の忘却の彼方へいくまで終わらない。
呑んでるあいだは気分が良くなるいっぽうで、
悪くなって吐くことはまずないので、余計に歯止めがない。
かつて、三ヶ月ほど酒をやめたことがあった。
とある大失態をやらかした時のことです。
書くとまた長くなるのでいきさつは割愛させてもらうが
その期間、不思議なことに平気でいられた。
寝起きもよくなり、頭の回転も心無しか早くなったような気がした。
しかし、つまらなかった。
世の中ではない。
自分が。
言動や行動が、実につまらなくなった。
まとも過ぎて、生きるのがつまらなくなった。
自分が嫌いになった。
結局のところ、酔っぱらって馬鹿になってる自分のほうが好きだったのだと気づいた。
何よりも気分がよくなる。
気持ちがいいのです。
それでしかない。
しらふで過ごすことはできるが、考え過ぎて悲観的な方向にいってしまう傾向に自分はあるので
ようするにそれから逃れようとしているに過ぎないのです。
まだまだダメな人間なのです。
そんなことがあってからも一日は断酒したけれども
また翌日から呑んでる次第で、今日なんかこれからビアガーデンに行くのです。
おそらく今夜も酔っぱらって帰ってくるのでしょう。
それでいいのです。
そうやって日々酩酊のなかで年を重ね
酔境のうちに生涯を終えるのもまた人生。
夢見心地のなかで安住はせず
夢は思い描くだけでなく叶えるためにあるものだから
それくらいの理性は片隅に据えつつ、
着々と歩んでいきたい。
親もいい年だし、風樹の嘆になる前に何事か大きなことを成し遂げたいと切に思う。
松尾スズキ氏の「大人失格」という本がある。
氏の三十代前半の数年間のエッセイ集なんだけど、
今の自分の年頃とマッチしてるし
内容がまたいろんな大ボケかましまくりのエピソード満載で非常にウケる。
僕もそういうスタンスで
ゆる~く気ままに生きていこう。
(いや、しかし成し遂げねば!…その繰り返し)
こないだ引越してから、
自分の周りの環境が一掃されているような気がしてならない。
(引っ越したから当たり前か)
カバンやiPhoneを落としたのも、過去を清算するように
何ものかにしむけられているのかもしれない。
今年は、世界滅亡やらアセンションやら、
金環日食やらヴィーナストランジットやら
宇宙規模で大きな転換期らしいから
何がどこまで信憑性あるのかわからないけど
新居生活がスタートしたのもあり
日々わくわくしている。
(で、反省もしている)
そんなところで
さて、ビアガーデン。
ではまた。
そんな年になってまた…、もうお母さん夜も寝られへんわ…云々。
もっともだ。
反論しなかった。
バンドのほうのブログを読んだらしい。
(母は、その年代の割には、我がバンドのブログをけっこう頻繁にチェックしているのだ。しかしこのブログの存在は教えていない。教えない。未来永劫教えないだろう)
そこには、先日僕が飲みまくって記憶なくしてカバンなくして帽子なくしてiPhoneなくしてチャリもどこかに置き忘れたことを書いていたのだけど、それを見てたまらず電話してきたようだ。
(しかも新たなiPhone開通して間もなく。なんとタイミングのいい…)
普通の親なら当然の反応だろう。
心配しない親はいない。
しかも、これまで自分は4回ほど救急車に運ばれている。
その都度たいそう心配をかけたし反省もした。
自己嫌悪に陥り、もう酒もやめようと何度も思った。
しかししばらくするとまたどうしたことか、
へべれけに呑んだくれる自分がいて、そしてまた何かしらやらかす。
その繰り返し。
が、最後に運ばれた時がよほどこたえたのか、
ここ10年くらい救急車とはご無沙汰である。
もうかかわりたくないものだ。
心を入れ換えよう、と思って生きていた。
…つもりがやはり長続きはせず今でも相変わらず記憶はなくすしここ数年の間でもカバンやら家のカギやら財布やら携帯やらをなくし、見知らぬところで目覚めたりもした。
毎回々々、いいネタだと思って笑って周りに話してはいるが、
もしそのまま大事故でも起こして死んでしまってたらどうなってただろうと思うこともある。
記憶のない酩酊状態で、車にひかれたりしたら?
もしくは川に落ちて溺れたりしたら?
何も感じないままあの世に旅だってしまうのだろうか。
ふと気づくと肉体がないことを知り
どうせ夢だろうといったんは落ち着くものの
もう永久に目覚めないことを知ると、
あわてふためいて成仏のできない地縛霊となるのだろうか。
酔いながら死ぬなんてまさしく酔生夢死の境地で
あるいはそれは酒飲みとしては本望なのかもしれないが
大事な人達を悲しませることになるなら最低のことだ。
ようやく最近は、ミュージシャンのはしくれに成り得たけれど
まだまだ親を喜ばせられるような存在にはほど遠く
ケツの青い存在でしかない。
これから一段と精進して、はるかな高みを目指さないといけないのに
少し気をゆるめると目先の快楽に溺れてしまう自分がいる。
もちろん、ある程度の息抜きは必要だけれども
自分の場合は抜きすぎてしまうようで
ざるのように呑んでしまうものだから
酔いの終わりが果てしない。
記憶の忘却の彼方へいくまで終わらない。
呑んでるあいだは気分が良くなるいっぽうで、
悪くなって吐くことはまずないので、余計に歯止めがない。
かつて、三ヶ月ほど酒をやめたことがあった。
とある大失態をやらかした時のことです。
書くとまた長くなるのでいきさつは割愛させてもらうが
その期間、不思議なことに平気でいられた。
寝起きもよくなり、頭の回転も心無しか早くなったような気がした。
しかし、つまらなかった。
世の中ではない。
自分が。
言動や行動が、実につまらなくなった。
まとも過ぎて、生きるのがつまらなくなった。
自分が嫌いになった。
結局のところ、酔っぱらって馬鹿になってる自分のほうが好きだったのだと気づいた。
何よりも気分がよくなる。
気持ちがいいのです。
それでしかない。
しらふで過ごすことはできるが、考え過ぎて悲観的な方向にいってしまう傾向に自分はあるので
ようするにそれから逃れようとしているに過ぎないのです。
まだまだダメな人間なのです。
そんなことがあってからも一日は断酒したけれども
また翌日から呑んでる次第で、今日なんかこれからビアガーデンに行くのです。
おそらく今夜も酔っぱらって帰ってくるのでしょう。
それでいいのです。
そうやって日々酩酊のなかで年を重ね
酔境のうちに生涯を終えるのもまた人生。
夢見心地のなかで安住はせず
夢は思い描くだけでなく叶えるためにあるものだから
それくらいの理性は片隅に据えつつ、
着々と歩んでいきたい。
親もいい年だし、風樹の嘆になる前に何事か大きなことを成し遂げたいと切に思う。
松尾スズキ氏の「大人失格」という本がある。
氏の三十代前半の数年間のエッセイ集なんだけど、
今の自分の年頃とマッチしてるし
内容がまたいろんな大ボケかましまくりのエピソード満載で非常にウケる。
僕もそういうスタンスで
ゆる~く気ままに生きていこう。
(いや、しかし成し遂げねば!…その繰り返し)
こないだ引越してから、
自分の周りの環境が一掃されているような気がしてならない。
(引っ越したから当たり前か)
カバンやiPhoneを落としたのも、過去を清算するように
何ものかにしむけられているのかもしれない。
今年は、世界滅亡やらアセンションやら、
金環日食やらヴィーナストランジットやら
宇宙規模で大きな転換期らしいから
何がどこまで信憑性あるのかわからないけど
新居生活がスタートしたのもあり
日々わくわくしている。
(で、反省もしている)
そんなところで
さて、ビアガーデン。
ではまた。
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- 反省と転生 (2012/08/05)
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コメント
Re: タイトルなし
ありがとうございます。
すべての出来事は偶然でなく必然、、って一昔前の某テレビ番組でよく言ってたけど
それはともかく、何事にも意味があって自分にふりかかってくるものだと思ってます。
何かを無くしたなら、浄化する必要があったと。
過去も一掃する必要がある⇒新たな、より高いレベルへ向けての支度、ということで前向きに捉えてますよ。
すべての出来事は偶然でなく必然、、って一昔前の某テレビ番組でよく言ってたけど
それはともかく、何事にも意味があって自分にふりかかってくるものだと思ってます。
何かを無くしたなら、浄化する必要があったと。
過去も一掃する必要がある⇒新たな、より高いレベルへ向けての支度、ということで前向きに捉えてますよ。
寺澤晋吾│URL│2012/08/06(Mon)16:42:05│
編集
とても耳の痛い話で(;^_^A アセアセ・・・
お酒を呑まずにいられないし
まぁしょうがないですね
お酒は美味しいし色々あるんです・・・って
逃げ口上なんですが。。。
基本的に恐ろしい程の
ポジティブ思考なので
今やるべき意味があるからやってるんだ!
とか言ってしまったりして・・・
大人としてちゃんとしなくちゃ・・・って
完全に私の反省会になっちゃいました(^^;;
寺澤さんは成し遂げるべき事があるんですから
大丈夫です(*^▽^*)
私もママとして頑張らなくちゃ(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
お酒を呑まずにいられないし
まぁしょうがないですね
お酒は美味しいし色々あるんです・・・って
逃げ口上なんですが。。。
基本的に恐ろしい程の
ポジティブ思考なので
今やるべき意味があるからやってるんだ!
とか言ってしまったりして・・・
大人としてちゃんとしなくちゃ・・・って
完全に私の反省会になっちゃいました(^^;;
寺澤さんは成し遂げるべき事があるんですから
大丈夫です(*^▽^*)
私もママとして頑張らなくちゃ(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
Re: タイトルなし
酒は適度で済めばいいのだけどね。
てかいい加減済まさないと、ですが。
僕も超ポジティブ思考です。
まだまだこれから色々と着々と成し遂げていきますよ。
ママ業も頑張ってw
てかいい加減済まさないと、ですが。
僕も超ポジティブ思考です。
まだまだこれから色々と着々と成し遂げていきますよ。
ママ業も頑張ってw
寺澤晋吾│URL│2012/08/07(Tue)23:48:54│
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実際、時間が過ぎないとそれの善し悪しはわかりませんよね。
経験無しの知識だけで語っても説得力ないし。知識も大事だけど、それだけじゃ…ね?
きっと意識飛ぶまで飲むのにも何か意味があるのかもねw