SHINGO 5° TERASAWA blog
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    14:12:16
    ウチの裏のマンションに、トウマ君という男の子がいる。
    たぶん3歳くらい。

    ここ一年ほどでその名前をよく聞くようになった。
    というのも、おそらく一年前くらいから一人歩きできるようになったからだろうけども
    トウマ君は、どうやらなかなかやんちゃのようで
    朝の通学/出勤の時間帯、ウチの裏のマンションでは血圧の高そうな奥方の声が日々鳴り響くようになったためである。
    つまり、トウマ君ママのイライラした声だ。

    トウマー、もう何やってんのよ。そんなドタバタしないのっ。
    あーもうトウマー、靴ちゃんと穿きなさいってば。
    トウマー、どこ行ってんのよ。早く~もう。出かけるって言ってるでしょっ。
    …云々とまあそんな感じだ。
    ちなみに、語尾はだいたい延ばすようだ。

    ※アクセントのない棒読みふうではない。
    それだとトウマ君の追っかけファンの響きになるから気をつけたいところだ。
    「ト」のところにアクセントがある。
    といっても20年後には本当に世の中には彼の追っかけの「トウマー」が現れるかもしれないがそんなことはまあどうでも良いことだったかもしれない。

    で、たまに気になってベランダからその方を見ることがあるのだが、
    その、トウマ君と思われる子供は、なるほどキャッキャッ飛び跳ねるように動き回って全くもって落ち着きがない。
    あるいは、母親の叱咤がまるで馬に鞭打つようにトウマ君のテンションをますます上げているように見えなくもない。

    母親の叱りかたも考えものだ。
    ――もし、そこの奥さま横やり入れるようですみませんが私が思うに、たまにはお子さんを相手にせず放っておけば子供というものはつまらなくなって静かになりはしないですか――と血管浮き出てそうな奥様に声をかけたい衝動にかられるが自分は子育て未経験だし偉そうに言えた義理ではない。それに、まったく余計なお世話よアナタ誰と言われたあげく矛先が僕に向けられて血走りながら名前を延々と叫ばれても困る。イヤそこであえて自分もオロオロドタバタして一層怒らせてみるのも面白いかもしれないがしかしあいにく人間としてまだまだ青い自分は仏の慈悲からほど遠く、トウマ君の身代わりになるほど未だお人好しではない。

    あわれ、トウマ君。

    そんな僕の憐憫の情が伝わったのか、ここ一ヶ月の間に呼び名が変わった。

    トウマ君ママの発する声が
    「トウマー」から「とうちゃん」へと変遷していったのだ。

    「ちゃん」付けとなって少しはやわらいだかと思いきや
    トウマ君ママの発するトーンに変わりはない。とがっている。
    目はやはり血走っているかもしれず、こめかみには今日も血管が浮き出ているかもしれない。

    しかも、最初聞いた時には「トウマー」とも言いながら合間に「とうちゃん」と呼んでたものだから
    よもや今日はトウマ君パパも一緒なのか、もしくはこの夫婦どちらかの父親もいるのかと思ったが、どうやらトウマ君だけらしかったので、愛称だと判明した次第である。

    そんな矢先、トウマ君パパも一緒に家族で出かける場面に出くわした。

    つい先日の土曜か日曜のことだ。

    マンションの廊下で、いつものようにトウマ君は落ち着かず
    廊下をウキャキャと言いながらウロチョロして行ったり来たりしている。

    「もうパパ、ちゃんととうちゃん見といてよー。
     とうちゃんっ、パパと一緒にいなさいってば」

    とか言うものだから、最初状況がつかめずなんだかよくわからなかった。
    思わず僕は、ネットを見てた手を止めて(ネット見てて手を止めると表現するのか知らないがともかく)窓からそちらのマンションを見てしまった。

    しかもこの場合、トウマ君パパがトウマ君を見るのか、万一たまたまこの夫婦どちらかの父親が来ていて、すこしばかり痴呆気味なので心配になったトウマ君ママはトウマ君パパにきちんと父ちゃん(義父ちゃん?)を見張っておいて、と言ったのかもしれなかったが観察したところやはりそこにはトウマ君とトウマ君パパだけだった。

    しかし今日は静かだ。
    日曜だから、トウマ君パパの登場も期待していたのだが
    曇り空のもと、その馴染みのマンションもいくらかくすんで見える。
    閑静な住宅地に聞こえるのは
    駐車場に響く家族のおだやかな会話と出かける車のエンジン音
    時おり主婦たちの井戸端会議がこぼれてくるくらいだ。
    カラスの遠声も少しと。

    トウマ君ママが怒り過ぎて倒れてしまったなんて、ないことを祈る。

    いや、ただ今日は僕が起きるのが遅かっただけで(10時くらい)
    その前に家族で出かけていったのかもしれず、
    そこではいつもと変わらない威勢のいい声が鳴り響いていたのかもしれない。
    あるいは、昨日は土曜だから一泊二日で旅行に出かけているだけかもしれない。

    いずれにせよ、明日の朝にはまた聞くことができるだろう。

    近いうち、その夫婦のお父さん(お義父さん)の登場を期待したい。
    どんな呼び名の絡みがあるか、楽しみだ。

    トウマ君とママとパパ、末永くお幸せに。


    ではまた。
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    コメント
    まずは見た目でw
    希望…生田斗真でw
    てか、母親は生田斗真ファンとみた!!
    とりあえず、躾頑張って下さい…トーマ母。
    私は騒がしい子供は苦手だ。

    Coo│URL│2012/06/17(Sun)14:53:02│ 編集
    犬と一緒(怒られちゃうかな?)でギャーギャ叫んだら
    ギャンギャン騒ぐんですよね

    11歳の息子が居る身としては・・・
    そこは低い声で『とうま』と短く呼んだ方が
    効力があります。
    うちの息子は普段呼び捨てなのに
    『しんちゃん』と呼ばれた瞬間固まります(笑)

    義父さんはきっと「じーじ」とか呼ばれて
    「とうちゃん」のかけらもないと思います(^^;;

    ちょっとどんな風に育つのか
    とうま君の成長が気になりますね(*^▽^*)

    emiko│URL│2012/06/17(Sun)17:04:58│ 編集
    Re: まずは見た目でw
    > てか、母親は生田斗真ファンとみた!!
    なるほど、そっちがあったか。そうかも。

    > 私は騒がしい子供は苦手だ。
    俺も。いや適度なのは元気をもらっていいんだけどねー。

    寺澤晋吾│URL│2012/06/18(Mon)17:45:03│ 編集
    Re: タイトルなし
    > 犬と一緒(怒られちゃうかな?)でギャーギャ叫んだら
    > ギャンギャン騒ぐんですよね

    僕は怒りませんが、トウマ君ママに怒られてくださいw


    > うちの息子は普段呼び捨てなのに
    > 『しんちゃん』と呼ばれた瞬間固まります(笑)

    筆者も「シンゴ」なので、ちょっと固まりそう。


    > ちょっとどんな風に育つのか
    > とうま君の成長が気になりますね(*^▽^*)

    あたたかく見守っていきますよ。

    寺澤晋吾│URL│2012/06/18(Mon)17:47:56│ 編集
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    プロフィール

    寺澤晋吾(5°)

    Author:寺澤晋吾(5°)
    汎創作家。

    [音楽関連]
    ロックバンド fade [2002-2014]
      のギタリスト。現在無期限活動休止中。

    [美術関連]
    2002年頃より、カフェやギャラリーで展示を開始
    2011年『第44回かわさき市美術展』入選
    2012年『第45回かわさき市美術展』優秀賞
      2016年 10月『三人展』@ギャラリー国立
      2017年2月『個展』@ギャラリー国立
        3月『グループ展』@ギャラリー国立
        4月『第65回光陽展』入選

    [文筆関連]
    下記5作品を電子出版
    2008年『夕焼けとにょろり』
    2008年『七日目の蝉』
    2010年『無理矢理な人たち~この素晴らしき世界~』
    2014年『バタフライダンスにSAYONARA』
      2016年『ラバープラネット』

      「寺沢ごど」としてエッセイも3作品、電子書籍で発売中。

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    小説
    小説/エッセイ等、8作品を
    発売中。(電子書籍のみ)

    【エッセイ集】

    『奇人たちの黄昏れ 〜都会の隅の見聞録〜』
    奇人たちの黄昏れ
    108円(税込)

    『不器用な真実 〜なんでこうなるかな日記〜』
    不器用な真実
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    『生乾きの日々 〜平熱と迷走の狭間で〜』
    生乾きの日々
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    【小説】
    『ラバープラネット』
    ラバープラネット
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    『バタフライダンスにSAYONARA』
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    『夕焼けとにょろり』
    夕焼けとにょろり
    324円(税込)

    『七日目の蝉』
    七日目の蝉 表紙
    324円(税込)

    『無理矢理な人たち
    ~この素晴らしき世界~』
    無理矢理な人たち
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