2012/04/04
12:51:39
さて、New York!!
Torontoから移動して3/24~28まで滞在。

Torontoから移動して3/24~28まで滞在。

JFK空港からマンハッタンへ。
10年ぶりくらいのNYCは、全体的になんだかだいぶ平和になった印象。
アジア人が増えまくったような、とくに中国人。
まあホテルがチャイナタウンに近かったから尚更だろうけど。
あるいは、ただ単にそれだけの理由かもしれない。

で、早速中華料理の店へ。
トロントについてからほぼホットドッグやらバーガー浸りの日々だったので
米に飢えていた。
それが大きかったのかどうか、
こんなに美味く感じたチャイニーズはまたと無い。

ホテルはLower Manhattanにあり、SOHOが近かったので
SOHO界隈を歩きまくる。
通りにいろんな画家たちが自身の作品を展示してたり、
ギャラリーがあちこちあったりで、目が退屈になる暇などなかった。
一流アーティストを夢見て
世界中から集まってきた芸術家の卵たち。
彼らの表現は、誰々ふうというのもないことはないが
日本人のそれよりは、やはり個性が強い。
そんなふうにぶらぶらしていると
SOHOの古風なビル群に溶け込んだアップルストアを発見。
いい味かもし出してます。
右の写真はまた別のSOHOのストリート。
で、やはりNYといえば、美術館めぐりはマスト。
一発めは、Brooklyn Museum。
実をいうと、恥ずかしながら
存在も知らなかった美術館なんだけど、
ちょうど、大好きなキース・へリングの特別展をやってたので
そんなに遠くもないし、行ってきた。
…のだけど、
たどり着く前にひと苦労したエピソードがある。
ホテルの部屋で、パソコンで周辺地図やら路線マップ画像などをゲットして
EVER NOTE(っていう便利なメモアプリ)に保存し、iPhoneと同期したつもりが
どうやらWi-Fi環境よろしくなくて同期されていなかった。
電車に乗りはじめて気づいたところで、
Wi-Fi環境はなく、路線図も地図もないまま向かうハメに。
で、乗った電車というのが、なかなか素晴らしい勢いで何駅も飛ばしているらしく
どうやら急行のようでこれはどうしたものか結構すすんだんじゃないか車両内見渡しても自分の近くに路線マップがなさげだし次はどこまで行くかしれたものではないそれにまわりはブルックリン行きの電車だからか黒人ばかりで異様な威圧感、べつに差別発言でもなんでもなくただ自分が黒人に囲まれることに慣れていないだけなのであるがしかし目指す駅は橋わたって結構すぐだったような記憶がかすかにあったのでとりあえず降りたほうがいいだろうという結論にいたり、橋わたったあたりで下車。
これが正解だったらしく、駅で路線図を見るとあと3駅ほど。
がしかし、ニューヨークのクソ複雑な地下鉄の原理をまだまだ飲み込めてない自分は何色の路線で何番なのかちゃんちゃらおかしいくらいわからず、まあとりあえず各駅で3駅乗っていこうと心に決め乗った次第であるが、その電車に乗ってみるとちょうど目の前に路線マップがあったのは心強かったがしかし目的地の駅名がない、はてさてどうしたものかマズいぞこれは、と自分は警戒して3駅までいかず2駅目でおりてみることにした。
あながちこれはハズレではなく、結果的にもう一駅乗っていたらちょうどよかったらしかったが、
それはたぶん原宿駅待ち合わせのところ、わざわざ山手線でなくても千代田線明治神宮前駅で降りれば同じというようなものだ。

上の写真のGrand Army Plazaっていう
戦争で犠牲となった兵士を祀った公園がある駅(駅名もそうだったか忘れた)で降り
小腹が減ったので、駅を出たところの小さなコンビニというか雑貨屋で
パンと見慣れぬジュースを買い、いかにもふてぶてしい態度の男店員に道を聞いてみると
「あっちだ」とだけ教えられハイハイわかりましたよ言葉のたどたどしいアジア人だからといって何もそんな面倒くさそうに振る舞わなくてもいいではないか嗚呼トロントが恋しいトロントが恋しいカナダ人はなんてやさしかったんだナイアガラのマイナスイオンがこいつにも必要だなできれば自分もまた浴びたいなと追憶に逃げるところだったがしかし、そういやかすかに記憶している地図はこの公園沿いにあるはずだからこのふてぶてしいおっさんの説明は至極無駄の省かれた禅の境地の説明なのかもしれないなと思い直しthank youと言って店を出た。
途中、黒人のかわいげな子供たちが
僕の赤髪をもの珍しそうに眺めてウキャキャキャと
"Heeeeey,I like your hair!"などと言ってきたものだから
"Hahaha,thanks!"とそこは日本人的愛想笑いで適当にあしらったり
なんやかややり取りしているうちに、ようやくたどり着いた美術館には
予想外の桜があって、しかも満開だったのがまた感激させた。
苦労の後の異国の桜は、なんと風雅なことか。
近くの売店で日本酒が売ってたら確実に買って一杯やってたな。
まちがいない。
さて、内容はといえば
Keith Haringが、彼のスタイルを確立する時期の20代前半のころの作品群で
いろいろと模索したノートなどもあったりして、
一見単純に見える彼の作品も、いろんな葛藤の末
無駄を削ぎ落としてああいうスタイルになったのだなと改めて思った。

その他、常設展は
ここもまた世界の様々な国の文化に触れられる展示となっていて
量も厖大で、すごく楽しめた。

帰りは、近くの駅から(本来ここに到着する予定だったのだ!)
乗って、何ごともなく無事に帰宿。
長くなってきたので、
つづきはまた次に、#2として。
10年ぶりくらいのNYCは、全体的になんだかだいぶ平和になった印象。
アジア人が増えまくったような、とくに中国人。
まあホテルがチャイナタウンに近かったから尚更だろうけど。
あるいは、ただ単にそれだけの理由かもしれない。

で、早速中華料理の店へ。
トロントについてからほぼホットドッグやらバーガー浸りの日々だったので
米に飢えていた。
それが大きかったのかどうか、
こんなに美味く感じたチャイニーズはまたと無い。


ホテルはLower Manhattanにあり、SOHOが近かったので
SOHO界隈を歩きまくる。
通りにいろんな画家たちが自身の作品を展示してたり、
ギャラリーがあちこちあったりで、目が退屈になる暇などなかった。
一流アーティストを夢見て
世界中から集まってきた芸術家の卵たち。
彼らの表現は、誰々ふうというのもないことはないが
日本人のそれよりは、やはり個性が強い。


そんなふうにぶらぶらしていると
SOHOの古風なビル群に溶け込んだアップルストアを発見。
いい味かもし出してます。
右の写真はまた別のSOHOのストリート。
で、やはりNYといえば、美術館めぐりはマスト。
一発めは、Brooklyn Museum。

実をいうと、恥ずかしながら
存在も知らなかった美術館なんだけど、
ちょうど、大好きなキース・へリングの特別展をやってたので
そんなに遠くもないし、行ってきた。
…のだけど、
たどり着く前にひと苦労したエピソードがある。
ホテルの部屋で、パソコンで周辺地図やら路線マップ画像などをゲットして
EVER NOTE(っていう便利なメモアプリ)に保存し、iPhoneと同期したつもりが
どうやらWi-Fi環境よろしくなくて同期されていなかった。
電車に乗りはじめて気づいたところで、
Wi-Fi環境はなく、路線図も地図もないまま向かうハメに。
で、乗った電車というのが、なかなか素晴らしい勢いで何駅も飛ばしているらしく
どうやら急行のようでこれはどうしたものか結構すすんだんじゃないか車両内見渡しても自分の近くに路線マップがなさげだし次はどこまで行くかしれたものではないそれにまわりはブルックリン行きの電車だからか黒人ばかりで異様な威圧感、べつに差別発言でもなんでもなくただ自分が黒人に囲まれることに慣れていないだけなのであるがしかし目指す駅は橋わたって結構すぐだったような記憶がかすかにあったのでとりあえず降りたほうがいいだろうという結論にいたり、橋わたったあたりで下車。
これが正解だったらしく、駅で路線図を見るとあと3駅ほど。
がしかし、ニューヨークのクソ複雑な地下鉄の原理をまだまだ飲み込めてない自分は何色の路線で何番なのかちゃんちゃらおかしいくらいわからず、まあとりあえず各駅で3駅乗っていこうと心に決め乗った次第であるが、その電車に乗ってみるとちょうど目の前に路線マップがあったのは心強かったがしかし目的地の駅名がない、はてさてどうしたものかマズいぞこれは、と自分は警戒して3駅までいかず2駅目でおりてみることにした。
あながちこれはハズレではなく、結果的にもう一駅乗っていたらちょうどよかったらしかったが、
それはたぶん原宿駅待ち合わせのところ、わざわざ山手線でなくても千代田線明治神宮前駅で降りれば同じというようなものだ。

上の写真のGrand Army Plazaっていう
戦争で犠牲となった兵士を祀った公園がある駅(駅名もそうだったか忘れた)で降り
小腹が減ったので、駅を出たところの小さなコンビニというか雑貨屋で
パンと見慣れぬジュースを買い、いかにもふてぶてしい態度の男店員に道を聞いてみると
「あっちだ」とだけ教えられハイハイわかりましたよ言葉のたどたどしいアジア人だからといって何もそんな面倒くさそうに振る舞わなくてもいいではないか嗚呼トロントが恋しいトロントが恋しいカナダ人はなんてやさしかったんだナイアガラのマイナスイオンがこいつにも必要だなできれば自分もまた浴びたいなと追憶に逃げるところだったがしかし、そういやかすかに記憶している地図はこの公園沿いにあるはずだからこのふてぶてしいおっさんの説明は至極無駄の省かれた禅の境地の説明なのかもしれないなと思い直しthank youと言って店を出た。
途中、黒人のかわいげな子供たちが
僕の赤髪をもの珍しそうに眺めてウキャキャキャと
"Heeeeey,I like your hair!"などと言ってきたものだから
"Hahaha,thanks!"とそこは日本人的愛想笑いで適当にあしらったり
なんやかややり取りしているうちに、ようやくたどり着いた美術館には
予想外の桜があって、しかも満開だったのがまた感激させた。
苦労の後の異国の桜は、なんと風雅なことか。
近くの売店で日本酒が売ってたら確実に買って一杯やってたな。
まちがいない。
さて、内容はといえば
Keith Haringが、彼のスタイルを確立する時期の20代前半のころの作品群で
いろいろと模索したノートなどもあったりして、
一見単純に見える彼の作品も、いろんな葛藤の末
無駄を削ぎ落としてああいうスタイルになったのだなと改めて思った。

その他、常設展は
ここもまた世界の様々な国の文化に触れられる展示となっていて
量も厖大で、すごく楽しめた。

帰りは、近くの駅から(本来ここに到着する予定だったのだ!)
乗って、何ごともなく無事に帰宿。
長くなってきたので、
つづきはまた次に、#2として。
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- New York Days #2 (2012/04/09)
- New York Days #1 (2012/04/04)
- TORONTO DAYS (2012/04/03)
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コメント
Re: いいですね~♪
ありがとう!
人種、言葉、文化、何もかも違ってて
ほんと出会うものすべて刺激的。
でも美術館は日本のも捨てたもんじゃないw
いい展示あったら、ツイートかこのブログに書きます。
人種、言葉、文化、何もかも違ってて
ほんと出会うものすべて刺激的。
でも美術館は日本のも捨てたもんじゃないw
いい展示あったら、ツイートかこのブログに書きます。
寺澤晋吾│URL│2012/04/05(Thu)18:29:07│
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なにぶん、国内から出た事ないもんで…。
国内の美術館も随分御無沙汰です。
何かいい展示やってたら教えて下さいね?