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SHINGO 5° TERASAWA blog
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2011/04/06
04:42:48
池の魚は、その池だけが彼らの世界すべてだと思っている。
でもわれわれ人間は、また別のところに池があることも知っているし、
さらにもっと大きな、湖や海があることも知っている。

同じように、人間はこの地球、宇宙空間がすべてだと思っているけれど、
もしわれわれの次元を超えた存在がいるとしたら、
彼らは、われわれが池の魚を見るように人間を見て、せせら笑っているのかもしれない。

四次元以上の空間を考える場合
そのような発想の転換が必要だと思う。




かのコロンブスが、
世界の果てはあるのかと聞かれたときに、
「果ては無い。ただ延々と航海を繰り返すだけだ」
というようなことを答えたという。

たしかに、二次元では球体の概念はないから
ぐるぐる回り続けて無限につづくように思える。
しかし、三次元で考えると、球体であるため有限となる。

宇宙空間を考えた場合、無限のように思えてしまうけれど、
それも四次元での思考ができるとしたら単純な有限なるものなのかもしれず、
はるか何億光年先の星でさえも、あっという間の距離でしかないのかもしれない。
よくあるワープ航法の解説(紙に二つの点を書いて、折り曲げるとか)みたいに。

現代では、世界(地球)の果てどころか、
宇宙の果てはどうなのかという問題になっているけれど
個人的には、宇宙は球体で、果てはあると思う。
(ただ、膨張のスピードがはんぱないらしいけど)

となると、その宇宙の球体の壁の先は?
別の宇宙がある。
あるいは、より大きな宇宙空間のなかに含まれた小さな宇宙たちの一つということなのかもしれない。

われわれの住むこの宇宙なんぞは所詮
広大無辺なる存在のなかの
一つの細胞のようなものにすぎないのではないかと思う。
その細胞たちが無数に集まってまた一つの巨大な何かができ、しかもその巨大なものもただの細胞にしかすぎず、それがまたより集まってべつの巨大な存在が形成され、、っていうのを繰り返していく。
というような。
なんか仏陀の芥子粒の例えだったか、そんな話みたいになってくるけども。

人間の肉体は、時に小宇宙と呼ばれる。
そもそもの最小構成要素である陽子、中性子からなる原子核からして
その周りを電子がまわっているらしい。(もうすでに太陽と惑星の関係みたいな)
で、その最小単位があつまって、分子となりDNAやらアミノ酸やらたんぱく質やらとなり、血液や細胞となり、それぞれ臓器や骨となり、ようやく身体が形成される。
それはあたかも、無数の星が集まって銀河を形成するように思う。
で、その小宇宙的存在である人が集まってコミュニティーや国となり、国が集まって地球/惑星的存在となり、惑星たちは太陽を回り、恒星が集まって銀河をつくり、銀河が集まって一つの宇宙となる。その宇宙たちが集まってさらなる大宇宙を形成し、それがまた更なる巨大宇宙を……。

はてしない。
頭が混乱してきそうになる。

すでに古代エジプトの時代から、
そんなことを凝縮したような言葉がある。
「上にあるがごとく、下もかくあり」(byヘルメス文書)
はてしない。
ともかく思考がこんがらがってくる。

まあようするに、
われわれは各々が宇宙のように広大無辺なる存在ということです。
池の魚のようになっていないか、
自分の無限の可能性を知らずしらず限定してしまっていないか、
もしそうなっていたら一刻も早く偏見やしがらみを脱ぎ捨てよう、ってね。

と、なぜか自己啓発系で無理矢理しめてみましたが
真夜中の暴走してしまった夢想を、
こんなぶっとび話を最後まで読んでくれた方々
ありがとうございます。


ではまた。

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