2019/05/25
15:45:13
入院中、iPhoneでメモしていたのを元に
こちらにも備忘録として残しておく。
(少々汚物系の描写が多いですが、あしからず)
ひとまず、半分の一週間ぶん。
その前半一週間は禁食だった。
飲み物も禁止。
点滴のみだったのだが、この点滴さんがとんでもなく優れもので、
全然お腹は空かず、喉も乾かなかった。
=====
5/5(日) 朝、二日酔い。
吐き気と腹痛。食中毒か?
近所の病院へ、直来患者として診てもらう。(この辺りの話は前回の投稿を参照)
腸閉塞だった。
即入院となった。
この日はひたすら痛み止めを打ってもらって寝ていた。
夢うつつのなか夢とも幻覚ともつかない奇妙なビジョンを見る。
成分の違う鎮痛剤を3種類(一種類だけだと耐性がつくため?だと思う)代わる代わる打ってもらっていたのだけども、中でも一番強力なやつにはモルヒネ系の成分が多かったのだろうか、それはそれで楽しい映像だった。
5/6(月) 鼻の穴から小腸の入り口まで管を通すか、との話もあったが腸が軽く動き出した感があり、先生にも聴診器で聞いてもらい、少し様子見ることになった。
先生は、「早いうちに管を通しておいたほうがいいと思いますけどね。(お腹に溜まった液体の圧により、腸が圧迫されて動きが取れない状態なので、まず吸い上げてその圧迫を軽減させて腸の蠕動を促すため?のようだ)」と言っていたが自力で治りそうな見込みがあれば管は通さず治したいと主張し、聞いてくれたのだった。
ただ「もし吐いてしまったらもう問答無用で管を入れましょう」となっていた。
それもあり意地でも吐かないように頑張っていたのだが、
この夜中、吐き気がこみ上げてきてたまらずトイレに駆け込み吐いてしまった。
二度吐いた。
まず1回目、これまで二日酔いでもこんなに出したことないってくらいの大量の嘔吐。
マーライオンかゾンビ映画にでも出てきそうなほど、ドバーッと緑色の液体が多量に吐き出されたのである。
しかもニンニク風味の漬けオリーブの味だった。
入院前日の深夜帰宅後、オリーブをつまみに焼酎を飲んでいたのでまさかそれが残っていて今やっと吐き出されたのか??
ともかく、こんな色は初めてだったので、トイレからナースコールした。
「この色、やばくないですか?」と自分は心配して尋ねるも
やってきた男の看護師は、とくに顔色を変えることなく「けっこう出ましたね、胆汁っぽいですね」と。
2回目、3時間後ぐらいにまた吐き気がこみあげてきた。
さっき大量だったから今回はそんなに出ないだろうと思いきや、
吐き始めると、出るわ出るわ。
マーライオン再び。
しかしこちらは黄色い、油のういたカレーのような色だった。
こちらは胃液とか腸液だそう。
さらに、その後一時間もしないうちに、今度は下がもよおしてきた。
大量に下痢をした。
といっても便はこまかいカス程度で、ほとんどは液体だった。
さっきの黄色い液体。
ということはさっきのは本来お尻から出されるものを口から出してしまったということか。
何か屈辱的な気分になった。
とはいえ、ずっと詰まっていたものが一気に流れでた爽快感ったらない。
一方で、絶望的でもあった。
今度吐いたら、管を入れることになっていたのだ。
しかし、待てよ。
お腹はぺちゃんこになっていて、もう完治したかのようにすこぶる気分も良い。
先生にそう伝え、交渉しよう。
5/7(火) さわやかな目覚め。
先生に昨夜の嘔吐と下痢の話、つまりオートゲーリーストーリーを話すと、僕のお腹を触診しながら、だいぶ張りが無くなりましたね、ではこのまままた数日様子を見てみましょう、ということになった。
しかし本日、便とガスは出ず。
レントゲン結果もあまり変わってなかったらしい。
本を読んだり、iPadで絵を描いたりNetflixのドラマや映画等を見て過ごす。
以下、暇な時間はそのように過ごす。
5/8(水) 便は出ないがガスは微量。
レントゲン結果まだあまり変わってないそう。様子見。
5/9(木) 早朝、ガス出る。
朝、下痢便、ガス。
しかしレントゲン結果あまり変わらず。
先生から「もっと鮮明に画像が撮れるように造影剤飲んでもらいましょかね」
というわけで、消化器用造影剤ガストログラフィン経口液を飲む。
これで午後またレントゲン撮りましょう、と。
「あ、人によっては下痢になるかもしれないですが、それはそれで」
はいはい、もうなんでも来なさい。
ところでその経口用造影剤はバリウム的なやつらしく、とてもマズイとのことだが、はじめは薬草酒の一種のような味わいがし、アブサン好きな自分はこれなら全然大丈夫だと思っていたら3口ぐらい(瓶の半分)から気持ち悪くなってきて、あとは一気に飲み干した。
看護士さんが水もつけてくれてて助かった。
ガストログラフィン摂取後、レントゲンまでに下痢2回、先生に画像も見せてもらうがやはりあまり変わってないと。
それに小腸が通常よりかなりまだ腫れていると、自分でも見てわかった。
その後も6回排便というか便のない液体。
21:30 もう1回、計10回の排便。💩×10 半端ない。
肛門が痛い。
5/10 (金) 3時か4時 小便と液便すこし
7時 小便と液便すこし、さっきよりは多め
9:20 小便と液便すこし
先生から、この土日の状態を見て徐々に食事も出していきましょう、と。
5/11(土) 夕方か夜、便通あったが固形の黒い梅干しの種ぐらいのが二つぶ出た。
黄色く溶け出してたから血ではない。
5/12(日) 特に便通もガスもなく、ひたすらベッドで静かに過ごす。
腸は、弱いながら動いてきているそうだ。
明日から食事出しますね、くず湯からですけどね、と。
〜〜〜つづく〜〜〜
こちらにも備忘録として残しておく。
(少々汚物系の描写が多いですが、あしからず)
ひとまず、半分の一週間ぶん。
その前半一週間は禁食だった。
飲み物も禁止。
点滴のみだったのだが、この点滴さんがとんでもなく優れもので、
全然お腹は空かず、喉も乾かなかった。
=====
5/5(日) 朝、二日酔い。
吐き気と腹痛。食中毒か?
近所の病院へ、直来患者として診てもらう。(この辺りの話は前回の投稿を参照)
腸閉塞だった。
即入院となった。
この日はひたすら痛み止めを打ってもらって寝ていた。
夢うつつのなか夢とも幻覚ともつかない奇妙なビジョンを見る。
成分の違う鎮痛剤を3種類(一種類だけだと耐性がつくため?だと思う)代わる代わる打ってもらっていたのだけども、中でも一番強力なやつにはモルヒネ系の成分が多かったのだろうか、それはそれで楽しい映像だった。
5/6(月) 鼻の穴から小腸の入り口まで管を通すか、との話もあったが腸が軽く動き出した感があり、先生にも聴診器で聞いてもらい、少し様子見ることになった。
先生は、「早いうちに管を通しておいたほうがいいと思いますけどね。(お腹に溜まった液体の圧により、腸が圧迫されて動きが取れない状態なので、まず吸い上げてその圧迫を軽減させて腸の蠕動を促すため?のようだ)」と言っていたが自力で治りそうな見込みがあれば管は通さず治したいと主張し、聞いてくれたのだった。
ただ「もし吐いてしまったらもう問答無用で管を入れましょう」となっていた。
それもあり意地でも吐かないように頑張っていたのだが、
この夜中、吐き気がこみ上げてきてたまらずトイレに駆け込み吐いてしまった。
二度吐いた。
まず1回目、これまで二日酔いでもこんなに出したことないってくらいの大量の嘔吐。
マーライオンかゾンビ映画にでも出てきそうなほど、ドバーッと緑色の液体が多量に吐き出されたのである。
しかもニンニク風味の漬けオリーブの味だった。
入院前日の深夜帰宅後、オリーブをつまみに焼酎を飲んでいたのでまさかそれが残っていて今やっと吐き出されたのか??
ともかく、こんな色は初めてだったので、トイレからナースコールした。
「この色、やばくないですか?」と自分は心配して尋ねるも
やってきた男の看護師は、とくに顔色を変えることなく「けっこう出ましたね、胆汁っぽいですね」と。
2回目、3時間後ぐらいにまた吐き気がこみあげてきた。
さっき大量だったから今回はそんなに出ないだろうと思いきや、
吐き始めると、出るわ出るわ。
マーライオン再び。
しかしこちらは黄色い、油のういたカレーのような色だった。
こちらは胃液とか腸液だそう。
さらに、その後一時間もしないうちに、今度は下がもよおしてきた。
大量に下痢をした。
といっても便はこまかいカス程度で、ほとんどは液体だった。
さっきの黄色い液体。
ということはさっきのは本来お尻から出されるものを口から出してしまったということか。
何か屈辱的な気分になった。
とはいえ、ずっと詰まっていたものが一気に流れでた爽快感ったらない。
一方で、絶望的でもあった。
今度吐いたら、管を入れることになっていたのだ。
しかし、待てよ。
お腹はぺちゃんこになっていて、もう完治したかのようにすこぶる気分も良い。
先生にそう伝え、交渉しよう。
5/7(火) さわやかな目覚め。
先生に昨夜の嘔吐と下痢の話、つまりオートゲーリーストーリーを話すと、僕のお腹を触診しながら、だいぶ張りが無くなりましたね、ではこのまままた数日様子を見てみましょう、ということになった。
しかし本日、便とガスは出ず。
レントゲン結果もあまり変わってなかったらしい。
本を読んだり、iPadで絵を描いたりNetflixのドラマや映画等を見て過ごす。
以下、暇な時間はそのように過ごす。
5/8(水) 便は出ないがガスは微量。
レントゲン結果まだあまり変わってないそう。様子見。
5/9(木) 早朝、ガス出る。
朝、下痢便、ガス。
しかしレントゲン結果あまり変わらず。
先生から「もっと鮮明に画像が撮れるように造影剤飲んでもらいましょかね」
というわけで、消化器用造影剤ガストログラフィン経口液を飲む。
これで午後またレントゲン撮りましょう、と。
「あ、人によっては下痢になるかもしれないですが、それはそれで」
はいはい、もうなんでも来なさい。
ところでその経口用造影剤はバリウム的なやつらしく、とてもマズイとのことだが、はじめは薬草酒の一種のような味わいがし、アブサン好きな自分はこれなら全然大丈夫だと思っていたら3口ぐらい(瓶の半分)から気持ち悪くなってきて、あとは一気に飲み干した。
看護士さんが水もつけてくれてて助かった。
ガストログラフィン摂取後、レントゲンまでに下痢2回、先生に画像も見せてもらうがやはりあまり変わってないと。
それに小腸が通常よりかなりまだ腫れていると、自分でも見てわかった。
その後も6回排便というか便のない液体。
21:30 もう1回、計10回の排便。💩×10 半端ない。
肛門が痛い。
5/10 (金) 3時か4時 小便と液便すこし
7時 小便と液便すこし、さっきよりは多め
9:20 小便と液便すこし
先生から、この土日の状態を見て徐々に食事も出していきましょう、と。
5/11(土) 夕方か夜、便通あったが固形の黒い梅干しの種ぐらいのが二つぶ出た。
黄色く溶け出してたから血ではない。
5/12(日) 特に便通もガスもなく、ひたすらベッドで静かに過ごす。
腸は、弱いながら動いてきているそうだ。
明日から食事出しますね、くず湯からですけどね、と。
〜〜〜つづく〜〜〜
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