補足：
ちなみに、むか〜し昔『七日目の蝉』を出したときに書きましたが、
３つの世界が交差する長編小説があって
そのうち恋愛をテーマにしたパートが『七日目の蝉』で、
異世界・宇宙をテーマにしたパートが今回の『ラバープラネット』となります。
で、もう一つ霊界というか真理めいたものをテーマにしたものがあり
それらの世界を交互に織り交ぜていずれ一つの長編となる予定です。

つまりは、もともと一つの複雑な小説として書いていたものをそれぞれパート別に抽出して
小出しに発売してしまっただけなのだけれども
なぜかというに真理めいたことを語るパートがいつになっても
深いところに届かなく、いまいち重みが感ぜられず
読み返すたびに訂正するのだけれども
年を重ねるにつれて、ああ自分はなんて青臭いことを偉そうに書いていたのだと
こっぱずかしくなり、消しては書き足し消しては書き足し、の繰り返しで終わりがない。

100％満足することは何事においてもないとはいえ、
そろそろどこかで見切りをつけねばと思うこのごろ。
四十路にも近づいてきた。
ある程度、人間について、真理について、偉そうに語ってもいい年だろう。
（っていう悶々とした気持ちを『七日目の蝉』の告知のときにも書いたような気がしてきた。）

その他ほぼ完成した小説が２つストックがある。
それらを来年にかけて先にリリースする予定ですが、
その間にさらなる推敲を重ね、
４０になるころには世に出せるよう進めていこうと思います。

ではまた。

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