2014/07/27
23:29:57
梅雨があけてここ数日
猛烈に暑い。
そして夕方にはゲリラ豪雨。
今日も例にもれずそんな一日だった。
猛烈に暑い。
そして夕方にはゲリラ豪雨。
今日も例にもれずそんな一日だった。
昼。
暑さでへとへとな気持ちを
日課である心象blogに吐き出し
その後、なぜだかドヴォルザーク『新世界』を聴きたくなったので
ひさびさに腰をすえて一曲まるごと聴いてみることにした。
つまり1〜4楽章まで40分ほど。
カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニーという
自分にとっては最強のタッグである。
さて、第一楽章がはじまるやいなや
とてつもなく壮大なティンパニが轟いて
おおぅっ、さすがのカラヤン&ベルリンフィル!
と思わず自分は唸るのだったが
どうもおかしい。やり過ぎだ。
こんなにもあざといサラウンド効果だっけ?
カラヤンにしては、盛り過ぎだ!
などと逡巡しているうちに
気づけば外はいつのまにかどんより曇っていて
どうやらそれらの特殊効果音は
蠢く暗雲からとどろく雷鳴のようであった。
しかし、絶妙な相性だった。
タイミングもよかったように思う。
ホラーだかサスペンス映画の一場面。
けつの穴がうずくようにぞくぞくと差し迫るような
絶妙なサウンドエフェクト。
さらに、あたかもカラヤンがタクトを振り、
顔は斜め45°上方、薄めに眼をつぶって貫禄千万に構える様が
ありありと浮かび上がってきたのだ。
しかし、アダージョの第2楽章には、
さすがに少々邪魔だった。
なにしろ、自分のヴィジョンは広大なツンドラの雪原に訪れる春の
或る夜明けの刻、ただよう靄が朝陽に照らされ更紗のように
あざやかな彩りで大地をおおうなか
北キツネの親子が白い息を吐きながら
今まさに顔を出さんとする植物の芽を
ついばもうと、てくてく歩いている…
というような牧歌的な光景を見ていたのに、
そこへ雷鳴である。
心臓に悪い。
章が進むごとに雷雨も激しさを増してくる。
最終章のころには計ったようにクライマックスで
まさしくカラヤンが汗と髪を振り乱してタクトを振っている
そんじょそこいらのメタラーにも負けないヘヴィネスと音圧を
生み出している最中、雷も負けじと光るわ光るわ鳴るわ鳴るわで
相当の盛り上がりであった。
自分のテンションもおかげでマックス。
あたかもカラヤンが乗り移ったかのように
自分もエアータクトを振っていた。
汗がほとばしった。
俺のひと振りで世界を動かす。
そんな気分だった。
勢いあまってタンスに手があたった。
いたたたたたた。
指の皮がむけている。
しかし、おかまいなしにカラヤン&ベルリンフィルは
どんどん熱く前に進む。
待て待て待て待ていぃぃぃぃぃ〜〜!(ここはジョジョかディオ風で)
自分も負けじと熱狂の渦に飛び込む。
いつしか血と汗の混じったエアータクトを振っている。
思えば水分補給も忘れていた。
しかしその状態はすでに最終楽章だったのでモウマンタイだった。
あと、数楽章でもあったなら
熱中症になっていたかもしれない。
ま、ともかく
部屋にいながらスタジアムで交響楽を聴いたような
そんな圧巻の演奏だったのです。
(スタジアムでクラシックを聴いたことないが)
というわけで、
今後は曇りはじめたのを見計らって
他の交響曲もかけてみようと思う。
ベートーヴェンとか
『運命』は間違いなく合うはずだ。
ダダダだ〜〜〜ん。(雷鳴)
ダダダだ〜〜〜ん。(近場に落雷)
とか、はんぱない運命を感じる出だしだ。
ではまた。
暑さでへとへとな気持ちを
日課である心象blogに吐き出し
その後、なぜだかドヴォルザーク『新世界』を聴きたくなったので
ひさびさに腰をすえて一曲まるごと聴いてみることにした。
つまり1〜4楽章まで40分ほど。
カラヤン指揮/ベルリンフィルハーモニーという
自分にとっては最強のタッグである。
さて、第一楽章がはじまるやいなや
とてつもなく壮大なティンパニが轟いて
おおぅっ、さすがのカラヤン&ベルリンフィル!
と思わず自分は唸るのだったが
どうもおかしい。やり過ぎだ。
こんなにもあざといサラウンド効果だっけ?
カラヤンにしては、盛り過ぎだ!
などと逡巡しているうちに
気づけば外はいつのまにかどんより曇っていて
どうやらそれらの特殊効果音は
蠢く暗雲からとどろく雷鳴のようであった。
しかし、絶妙な相性だった。
タイミングもよかったように思う。
ホラーだかサスペンス映画の一場面。
けつの穴がうずくようにぞくぞくと差し迫るような
絶妙なサウンドエフェクト。
さらに、あたかもカラヤンがタクトを振り、
顔は斜め45°上方、薄めに眼をつぶって貫禄千万に構える様が
ありありと浮かび上がってきたのだ。
しかし、アダージョの第2楽章には、
さすがに少々邪魔だった。
なにしろ、自分のヴィジョンは広大なツンドラの雪原に訪れる春の
或る夜明けの刻、ただよう靄が朝陽に照らされ更紗のように
あざやかな彩りで大地をおおうなか
北キツネの親子が白い息を吐きながら
今まさに顔を出さんとする植物の芽を
ついばもうと、てくてく歩いている…
というような牧歌的な光景を見ていたのに、
そこへ雷鳴である。
心臓に悪い。
章が進むごとに雷雨も激しさを増してくる。
最終章のころには計ったようにクライマックスで
まさしくカラヤンが汗と髪を振り乱してタクトを振っている
そんじょそこいらのメタラーにも負けないヘヴィネスと音圧を
生み出している最中、雷も負けじと光るわ光るわ鳴るわ鳴るわで
相当の盛り上がりであった。
自分のテンションもおかげでマックス。
あたかもカラヤンが乗り移ったかのように
自分もエアータクトを振っていた。
汗がほとばしった。
俺のひと振りで世界を動かす。
そんな気分だった。
勢いあまってタンスに手があたった。
いたたたたたた。
指の皮がむけている。
しかし、おかまいなしにカラヤン&ベルリンフィルは
どんどん熱く前に進む。
待て待て待て待ていぃぃぃぃぃ〜〜!(ここはジョジョかディオ風で)
自分も負けじと熱狂の渦に飛び込む。
いつしか血と汗の混じったエアータクトを振っている。
思えば水分補給も忘れていた。
しかしその状態はすでに最終楽章だったのでモウマンタイだった。
あと、数楽章でもあったなら
熱中症になっていたかもしれない。
ま、ともかく
部屋にいながらスタジアムで交響楽を聴いたような
そんな圧巻の演奏だったのです。
(スタジアムでクラシックを聴いたことないが)
というわけで、
今後は曇りはじめたのを見計らって
他の交響曲もかけてみようと思う。
ベートーヴェンとか
『運命』は間違いなく合うはずだ。
ダダダだ〜〜〜ん。(雷鳴)
ダダダだ〜〜〜ん。(近場に落雷)
とか、はんぱない運命を感じる出だしだ。
ではまた。
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コメント
悪天候の楽しい過ごし方(^-^)
次の雷が楽しみですね
私は残念ながらその楽しみ方が出来ないんですよね。
雷鳴が近付くと、気絶した様に寝ちゃうんです。
恐怖のあまり寝て回避( ̄▽ ̄;)
あ、次はタンスにぶつけないよう気を付けてくださいね(笑)
手フェチとしては絆創膏の指も萌えますが(爆)←私、危ない人?(笑)
次の雷が楽しみですね
私は残念ながらその楽しみ方が出来ないんですよね。
雷鳴が近付くと、気絶した様に寝ちゃうんです。
恐怖のあまり寝て回避( ̄▽ ̄;)
あ、次はタンスにぶつけないよう気を付けてくださいね(笑)
手フェチとしては絆創膏の指も萌えますが(爆)←私、危ない人?(笑)
Re: タイトルなし
COOさん
> 気象と音楽のコラボw
> すごいタイミングでしたね!
神懸かりです。
> 夜中の例のあの方は見ましたか?
ドンさん、前のほうがキレありましたね。。
相変わらず面白かったですがね。
お初の喜多ノ川さんもw
> 気象と音楽のコラボw
> すごいタイミングでしたね!
神懸かりです。
> 夜中の例のあの方は見ましたか?
ドンさん、前のほうがキレありましたね。。
相変わらず面白かったですがね。
お初の喜多ノ川さんもw
寺澤晋吾│URL│2014/08/03(Sun)20:03:43│
編集
Re: タイトルなし
emikoさん
> 雷鳴が近付くと、気絶した様に寝ちゃうんです。
せめてヘソ隠して寝てくださいね。
> あ、次はタンスにぶつけないよう気を付けてくださいね(笑)
重々気をつけます。
> 雷鳴が近付くと、気絶した様に寝ちゃうんです。
せめてヘソ隠して寝てくださいね。
> あ、次はタンスにぶつけないよう気を付けてくださいね(笑)
重々気をつけます。
寺澤晋吾│URL│2014/08/03(Sun)20:05:21│
編集
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気象と音楽のコラボw
すごいタイミングでしたね!
私はその頃某番組を見てました。
夜中の例のあの方は見ましたか?
面白かったけど、今回は少しユルかったかな…鬼瓦さんも出なかったし。
太鼓田ドン→火薬田ドン→ジャニー喜多ノ川→本人でスタジオ。
ちょい地味?