SHINGO 5° TERASAWA blog
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    23:50:57
    またやってしまった。
    昨日、朝まで飲んだ帰り、ノートPCのはいったトートバッグをなくしました。
    結論から言うとしかしその後半日した夜中、さんざん探し回って道端で無事発見しましてホッとしてるところです。
    日本、いい国だ。
    さて、記憶をたどってみると、
    アブサンをしこたま飲んだ帰りのその朝、家の近くの公園で目覚めた。
    8時半。
    かたわらにすでにバッグはなかった。
    寝むりこけている間に置き引きされた?
    そう思いたくはない。
    届けられていないかしらとSL広場のおっちゃんに話しかけ
    「これってどこから乗るんですか?」
    「あっちに入場口があるよ」
    「あーそうなんですね、ありがとうございます」
    あれ、なんか違うなと思いながらその場をあとにし、ブロックに腰掛けると1時間ほど空白の時間。
    むくりと起きると、SLはまだ走っていない。
    入場口を見つけた。
    そこのおっちゃんに話しかけた。
    「えーっと、SLは何時から走るんですか?」
    「10時だよ」
    「あ、もうちょいですね、ありがとうございます」
    あれ、なんか違うなと思いながらその場を後にした。
    腑に落ちないまま「iPhoneを探せ」アプリを思い出し、起動。
    そこにMacBookProも登録していたのだが、ネットに接続されないと検出できず、使えない。
    ただiPhoneだけが、自分と一緒にいる場所を示してくれている。むなしい。
    そういや、最後はラーメン屋でシメに飲んだことを思い出した。
    24時間営業のチェーン店。
    iPhoneで調べて電話してみた。なかった。
    ならばラーメン屋の前に飲んでいたバーにあるはずだと、そこの店長に、今日出勤したらトートバッグがないか確認してもらうようメッセージを送り、どこか安心して眠りについた。
    はたして夜、バーにもないことが判明。
    警察署にも電話してみたが、それらしき拾得物は本日まだない、後で近場の交番で遺失物届けを出してください、と。
    いよいよ絶望した。
    MacBookProのない生活を考えてみた。
    考えられなかった。
    泣きたい、死にたい。
    ゲロしたい。(これはアブサンその他のカオスなちゃんぽんによるものだ。)
    これまでも携帯電話や財布や家の鍵などもなくしてきたけれども、これは最大の損失になる。
    金銭的なのも間違いないけれども、精神的ダメージのほうが大きい。
    野暮用を済ませ、公園を隅からすみまで散策した。
    iPhoneのライトをたよりに。
    木の陰も、草の茂みも、トイレの個室も、すべてのベンチ周りも、あふれるゴミ捨て場も、茂みでもだえるカップルの脇も。
    と、砂場のわきのベンチ後ろに白いものがおぼろに浮かびあがってきた。
    切り株らしきところに、袋らしきもの!
    近寄ってみると、トートバッグだった。
    しかし、僕のとは別物だった。
    中身もなかった。
    自分のを見つけたとして空だったら、と思うとぞっとした。
    ふと、大量の荷物をベンチの脇に置き、座っている男性にも声をかけた。
    「ああーー??」とどでかい声。
    イヤホンからシャカシャカと何やらJポップな歌が聞こえる。
    男はイヤホンを外してくれた。
    この辺にトートバッグが落ちていなかったかと訊いた。
    彼は何やら解読できない意味不明な返答をした。
    どこか内面に障害をもっている人のようだった。
    彼は疑われたと思ったのか、おびえながら何やらぶつぶつ言いながらその場を去った。
    悪いことをしたと思った。
    あきらめて交番にいき、遺失物届けを出した。
    最後にダメもとで、昨日飲んだあたりから家までの道を辿ってみた。
    すると、家から駅との間にある公営マンションの入り口に白いものが浮かびあがってきた。
    まさしく自分のトートバッグだった。
    中身もすべてある。
    神を感じた。
    その公営マンションは花壇というか腰かけるにちょうどいい段差があって、どうやら家に帰る前に(この日はなぜかその後公園に行ったようだけど)力尽きたのかそこで一眠りしてしまったらしい。
    そのまま忘れていったのを、どなたかがここのマンションのひとのだろうと入り口にわかりやすいように置いてくれていたのだった。
    約12時間ほどの間、盗まれることなく、無事だった。
    日本人の美徳に感謝しつつ、ただいま猛省中。
    ひさびさに飲んだ魔酒アブサンに完全に飲まれた。
    気をつけよう。
    (…といい続けてはや二十年)
    しかしなぜSLにこだわったのか、今もってわからない。
    =================

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    2015/12/11
    23:38:07
    スーパーで弁当を買い
    店のレンジであたためようとした。

    扉をあけ、中に入れ、閉める。

    いざスタートというとき
    ふと手元には、いまだ弁当がある。

    扉をあけると
    割り箸があった。

    残念だ。

    むろん、すぐ入れ替えた。

    横の主婦は気づいていない。
    いや、気づいていたが
    必死に耐え難きを耐え
    忍び難きを忍び
    すまして袋詰めしているのだろうか。

    もしこちらを見て
    何かいいたげな顔をしていたなら

    「え、どうしました?
     冬ですからね
     箸もあったかいほうが
     おいしく感じるんですよ」

    と言い訳し

    「ええッ
     しらないんですか?
     一時期ネットで騒せてましたよ」

    「それにですね
     割り箸というのは製造過程で大量の薬剤につけれられてるらしいんですが
     (しかも、中国の工場でね!)
     あっためると、なんとその薬剤の八割がたが飛び消えるっていう話ですよ」

    と狂言を吐くつもりだったのに。

    残念だ。

    そんなことを考えていたら
    正しくレンジ内に入れられた弁当は
    いささか温まりすぎていた。

    残念だ。

    ではまた。

    23:04:31
    暑い。非常に暑い。
    昼だが、酒を飲みたくなった。
    コンビニに行った。
    本物のビールか、本格的なチューハイを買おうという心算(こころづもり)だった。
    つまり発泡酒やその他醸造酒やら第三のビールなるものでもなく、そしてチューハイに関してはよくわからぬウォッカと人工甘味料で生成された甘ったるいそれではなく元祖タカラの缶チューハイである。これが近年気づいたことには、しっかりした味なのです。その代わり、よくわからぬSTRONG系くそチューハイよりは割高で、生粋なビールと同等の価格となる。

    もう自分もよほどいい歳なので
    金輪際そんな糞フェイク野郎なんぞ飲んでやらぬと心に決めたのだ。
    良いものだけを嗜む習慣をつけてゆこう。
    さすれば、他の五感も研ぎ澄まされ
    あらゆる美への感応力も増すにちがいない。
    近ごろますますすべての感覚が連動しているように思える。
    すべての美は結局なんらかの調合、ハーモニーなのだ。
    味覚、匂い、音、色彩、詩…etc
    ある分野のすぐれたハーモニーを味わえば
    別の分野をも感化し、あらたなビジョンを導いてくれる。

    よって、毎日飲む酒も
    高くつけどもケチらずに良いものを摂取していれば
    芳醇な酒香に魅了された味覚は
    おのずと、他の感覚をも磨いてくれるはずだ。
    ええい、こんなゲスい酒なんぞ!いや、酒と呼ぶにはもったいない似非アルコールどもなんぞ!一滴たりとも飲んでやるものか!ええい、いまいましい!お前たちのためにこれまで自分の脳はどれだけ損傷を被ったことか!どれだけの時間を質の悪い二日酔いのために無気力にぐでぐでと寝て過ごしてしまったことか!嗚呼々々おもえば永い年月であった……。

    …というようなことを、コンビニのドリンク棚の前で
    ぶつぶつつぶやいていたのであるが
    それほど自分の決心は固かった、38の午後。

    のつもりが、氷結の新作を見つけてしまった!
    チェリーサワーだってよ。ひゃ。
    しかも、【限定】だってよ。
    はッ、限定!
    自分は限定には弱い。
    いや、人類一般における永遠(トワ)の性(サガ)なのかもしれない。

    それはたとえば、こんな夏の、しかも海の日の午後!
    TUBEがかかってそうな浜辺
    汗がきらめくうるわしき乙女の
    ポカリスエットのよく似合う微笑みに
    出会った時まさに起こるような
    貞淑への決心の崩れようだった。
    美徳はかくも容易によろめくのである。

    うしろめたさなど宇宙の塵芥ほどもなく、
    いとも簡単に氷結チェリーサワーに
    手が伸びてしまったのだった。
    のちのち忸怩(しくじ)たる思いに打ちひしがれるのかと思いきや
    今のところまったく微塵もない。

    さて、レジに向かった。
    152円をぴったり(100円玉と50円玉+1円玉2枚)出したのに、店員は微動だにせぬ。
    見たところ20代の麗しき乙女ふうだったが何故だか
    まだ足りてねえよ脳たりんめが、と言わんばかりの表情である。

    店員があまりにも早く出せよオーラを醸し出しているものだから
    自分はひょっとして何か足りないのか、
    100円玉のつもりが50円玉二枚と1円玉二枚になってしまっているのか…?
    一応たしかめる。
    やはり間違ってはいない。
    よって、もう何を言われても
    自身を正当化できる状況は確立された。
    今一度威厳を取り戻し、店員がその銭を確認し回収するのを待った。
    店員はまだ動かない。
    強情なところが、この乙女、可愛くみえる。
    (いや、どうでもいい。まどわされるな俺。)

    はたして、ここにきて自分はまたもや一抹の不安がよぎったのである。
    というのも、ずいぶん昔にコンビニで、110円の缶コーヒーを買ったところ
    店員が言いにくそうに、(いやもしくは「笑いをこらえながら」のほうが正確なのかもしれないが)
    「お、お客様…、申し上げにくいのですが……」
    よく見てみると、11円。
    二度見、三度見をマッハでループしてみても11円だった。

    何を思ったか1円玉を100円玉と勘違いしたようである。
    赤面した。
    明らかに記憶では100円玉を取り出した映像があったのだが
    よもや店員が俺に嫌がらせするために瞬時に俺の出した100円玉を1円玉にすり替えて後で自分のジュース代の足しにでもしようって魂胆かしかもこいつは生活のためにコンビニでやむなく働くマジシャンの卵だとか?
    疑念はつきないが、ここはいさぎよく、いや残念ながら幻影としてあきらめ、財布から正真正銘の100円玉を探し出し、レジの銭受けへと提出したーー。

    と、そんなことがあったものだから、
    この夜も、正確な金額ちょうどを出した自信はあったのだけど
    またもや恐る恐る斜視気味な視線を注ぎ、確認してしまった次第である。

    店員はようやく気づいた。
    「あ、あ、すみませんっ!
    ちょうどでした!」

    なぜだか、必要以上に焦ってて
    こっちが申し訳ない気持ちになった。

    自分は威厳を取り戻したついでに
    はやくしろこの野郎、と威嚇もしていたのかもしれない。

    そんなひと悶着の後に飲む氷結チェリーサワーは
    美味しかったような気もするが
    それはひょっとすると、ちょっとした勝ち誇った気分のため
    実際以上に美味い酒に様変わりしてしまっただけなのかもしれず、
    本当のところはわからないので
    また普通の状態でこれは買って検証してみねばならぬ
    いやーしかたないなあ、やめたかったんだけどなあ…
    というわけで、心ならずもまた飲まないといけなくなった。

    今後も何かと理由をつけて、飲み続けてしまいそうな気がする。

    ではまた。



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    2015/07/11
    22:07:51
    本日、三日酔いである。
    それはつまり、昨日が二日酔いであり
    ということは一昨日にしこたま飲んだというわけである。



    00:14:44
    さきほど、ボクの前を
    背にARMANIの文字をでかでかと
    書いたTシャツを着た男が歩いていて、
    しばしガン見してしまった。

    というのも、ボクはその昔、
    アルマーニに関しては手痛い失敗を
    犯しているからである。

    プロフィール

    寺澤晋吾(5°)

    Author:寺澤晋吾(5°)
    汎創作家。

    [音楽関連]
    ロックバンド fade [2002-2014]
      のギタリスト。現在無期限活動休止中。

    [美術関連]
    2002年頃より、カフェやギャラリーで展示を開始
    2011年『第44回かわさき市美術展』入選
    2012年『第45回かわさき市美術展』優秀賞
      2016年 10月『三人展』@ギャラリー国立
      2017年2月『個展』@ギャラリー国立
        3月『グループ展』@ギャラリー国立
        4月『第65回光陽展』入選

    [文筆関連]
    下記5作品を電子出版
    2008年『夕焼けとにょろり』
    2008年『七日目の蝉』
    2010年『無理矢理な人たち~この素晴らしき世界~』
    2014年『バタフライダンスにSAYONARA』
      2016年『ラバープラネット』

      「寺沢ごど」としてエッセイも3作品、電子書籍で発売中。

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    小説
    小説/エッセイ等、8作品を
    発売中。(電子書籍のみ)

    【エッセイ集】

    『奇人たちの黄昏れ 〜都会の隅の見聞録〜』
    奇人たちの黄昏れ
    108円(税込)

    『不器用な真実 〜なんでこうなるかな日記〜』
    不器用な真実
    108円(税込)

    『生乾きの日々 〜平熱と迷走の狭間で〜』
    生乾きの日々
    108円(税込)


    【小説】
    『ラバープラネット』
    ラバープラネット
    324円(税込)

    『バタフライダンスにSAYONARA』
    バタフライダンスにSAYONARA
    540円(税込)

    『夕焼けとにょろり』
    夕焼けとにょろり
    324円(税込)

    『七日目の蝉』
    七日目の蝉 表紙
    324円(税込)

    『無理矢理な人たち
    ~この素晴らしき世界~』
    無理矢理な人たち
    432円(税込)
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    ¥1,944(w/tax)
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